【特集】決算マイナス・インパクト銘柄 【東証プライム】 … スギHD、DCM、クスリアオキ (12月23日~29日発表分)
クスリアオキ <日足> 「株探」多機能チャートより
―決算で売られた銘柄! 下落率ランキング―
企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。
以下に挙げたのは、決算発表が「マイナス・インパクト」となった可能性のある東証プライムの銘柄である。株価が決算発表前日の水準から30日大引け現在、水準を切り下げている銘柄を下落率の大きい順にランキングした。
▲No.2 ニイタカ <4465>
23年5月期の連結経常利益を従来予想の18.6億円→12.1億円(前期は18.5億円)に34.9%下方修正し、一転して34.8%減益見通しとなった。
▲No.3 スギHD <7649>
23年2月期第3四半期累計(3-11月)の連結経常利益は前年同期比6.8%減の223億円に減り、通期計画の310億円に対する進捗率は72.2%となり、5年平均の71.3%とほぼ同水準だった。
▲No.4 ファマライズ <2796>
23年5月期の連結経常利益を従来予想の15.6億円→13.7億円(前期は15.1億円)に11.7%下方修正し、一転して9.1%減益見通しとなった。
■決算マイナス・インパクト銘柄
コード 銘柄名 市場 下落率 発表日 決算期 経常変化率
<3549> クスリアオキ 東P -11.21 12/28 上期 57.70
<4465> ニイタカ 東P -9.10 12/23 上期 -36.73
<7649> スギHD 東P -8.14 12/27 3Q -6.75
<2796> ファマライズ 東P -5.41 12/29 上期 -30.47
<8217> オークワ 東P -3.90 12/27 3Q -57.41
<7447> ナガイレーベ 東P -3.43 12/27 1Q -31.06
<8155> 三益半導 東P -2.82 12/27 上期 69.96
<7921> 宝&CO 東P -1.96 12/27 上期 -1.51
<8168> ケーヨー 東P -1.32 12/28 3Q -2.69
<3050> DCM 東P -0.74 12/28 3Q -2.96
<2742> ハローズ 東P -0.34 12/27 3Q 8.73
※下落率は「決算発表前日の終値を基準とした30日大引け株価の変化率」。下落率、経常変化率は「%」。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。
株探ニュース