【市況】ETF売買動向＝29日大引け、全銘柄の合計売買代金2370億円

　29日の上場投資信託（ETF）および指数連動証券（ETN）の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前日比27.3％増の2370億円。うち、日経平均株価に連動するETF（ベアETF・レバレッジETFを含む）22銘柄の売買代金は同37.9％増の2065億円だった。

　個別ではｉＦｒｅｅＥＴＦ　ＮＡＳＤＡＱ１００　ダブルインバース <2870> が新高値。ｉＦｒｅｅＥＴＦ　ＮＡＳＤＡＱ１００（為替ヘッジあり） <2841> 、ＮＥＸＴＮＡＳＤＡＱ－１００ <1545> 、グローバルＸ　米国優先証券　ＥＴＦ <2866> 、ＭＡＸＩＳナスダック１００上場投信（為替ヘッジあり） <2632> 、グローバルＸ　ＮＡＳＤＡＱ１００・カバード・コール <2865> など12銘柄が新安値をつけた。

　そのほか目立った値動きではＮＥＸＴ　原油ブル <2038> は3.64％安と大幅に下落。

　日経平均株価が246円安と急落するなか、日経平均に連動するETFでは、ＮＥＸＴ日経平均レバレッジ <1570> が売買代金1223億3600万円となり東証全銘柄でトップ。過去5営業日の平均売買代金974億6600万円を大きく上回る活況となった。

　その他の日経平均ETFではＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が241億6400万円、楽天ＥＴＦ－日経ダブルインバース指数連動型 <1459> が158億700万円、楽天ＥＴＦ－日経レバレッジ指数連動型 <1458> が142億7300万円、日経平均ブル２倍上場投信 <1579> が91億4300万円、日経平均ベア２倍上場投信 <1360> が80億5000万円の売買代金となった。

株探ニュース