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【市況】来年序盤の米株の弱いスタートは買いの好機=米国株

NY株式前日終値
ダウ平均   34005.04(+528.58 +1.58%)
S&P500    3990.56(+56.18 +1.43%)
ナスダック   11143.74(+139.12 +1.26%)
CME日経平均先物 27985(大証終比:+95 +0.34%)

 米大手銀のストラテジストは、来年の米株価指数は年初に弱含む可能性があるが、最終的には平坦な年になるとの見通しを示した。そのため、弱含みとなった局面は買いの好機だとしている。

 来年のS&P500の年末目標を従来の3900から4000に上方修正し、リターンは現行水準から横ばいを見込んでいる。ただ、分散とボラティリティの高まり、そして、セクター、テーマ別の投資機会を提供することが見込まれるという。なお、年中盤の目標は従来の3800から3700に下方修正し、第1四半期は5-8%の下落を予想している。

 来年のパフォーマンスにおいて、企業業績がより重要になると考えているが、S&P500企業の最終利益は2022年比で2.5%の減少を見込むとしている。

 広く予想されている通りに、自身も来年は穏やかな景気後退を予想しているが、市場は下振れリスクに過敏になっている点は留意されるとも警告した。

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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