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【市況】株価指数先物【昼のコメント】 買い一巡後はこう着も、再び2万8000円を捉えてくる可能性はありそう

日経平均 <1分足> 「株探」多機能チャートより
 日経225先物は11時30分時点、前日比110円高の2万7880円(+0.39%)前後で推移。寄り付きは2万7990円と、シカゴ先物(2万7995円)にサヤ寄せする格好から買い先行で始まり、現物の取引開始直後には、2万8040円まで買われる場面が見られた。買い一巡後はこう着感が強まり、前場半ばには2万7830円まで上げ幅を縮めたものの、終盤にかけて再び2万7900円近辺での推移となった。

 前場半ばには一時25日移動平均線やオプション権利行使価格の2万7875円を下回る場面も見られたが、ショートの動きは限られていた。下値の堅さから終盤にかけて切り返しており、25日線を上回っての推移を見せている。基本的には重要イベントを前にこう着感が強まりやすいものの、25日線およびオプション権利行使価格の2万7875円近辺での底堅い値動きが継続するようだと、リバランスに伴うショートカバーの動きにより、再び2万8000円を捉えてくる可能性はありそうだ。

 なお、NT倍率は先物中心限月で14.20倍と小幅に低下して推移している。ただし、25日線を支持線とした直近の支持線レベルでの底堅さは見られているため、NTスプレッドを狙ったトレードは限られよう。

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