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【通貨】外為サマリー:一時134円70銭台に上昇、米金利の低下一服が支え

米ドル/円 <5分足> 「株探」多機能チャートより
 5日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時時点で1ドル=134円64銭前後と前週末の午後5時時点に比べて横ばいとなっている。

 2日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=134円31銭前後と前日に比べて1円00銭強のドル安・円高で取引を終えた。米11月雇用統計で労働市場の需給逼迫が示されたことを受け135円98銭まで上伸する場面があったものの、米長期金利が低下に転じると一時134円20銭台まで押し戻された。

 ただ、この日の時間外取引では米長期金利の低下が一服しており、東京市場のドル円相場は底堅い動き。きょうはゴトー日(5のつく日と10のつく日)で国内輸入企業のドル買い・円売りが意識されやすいこともあり、午前9時40分ごろには134円77銭をつけた。とはいえ、米利上げペースの減速観測が根強いほか、今晩には米11月ISM非製造業景況感指数の発表が控えているとあって上値は重い。

 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0543ドル前後と前週末の午後5時時点に比べて0.0010ドル強のユーロ高・ドル安。対円では1ユーロ=141円95銭前後と同20銭弱のユーロ高・円安で推移している。

出所:MINKABU PRESS

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