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【市況】東京株式(前引け)=前日比546円安、円高進行を警戒し売り膨らむ

日経平均 <1分足> 「株探」多機能チャートより
 2日前引けの日経平均株価は前日比546円24銭安の2万7679円84銭。前場のプライム市場の売買高概算は7億204万株、売買代金は約1兆6415億円。値上がり銘柄数は90、値下がり銘柄数は1730、変わらずは16銘柄だった。

 日経平均株価は大幅安。前日のNYダウが下落したほか、米長期金利の低下を背景に足もとで急激な円高が進んでいることも警戒された。為替相場は1ドル=135円10銭前後と前日午後5時時点と比べ1円50銭近い円高となっている。業種別では33業種中、全業種が安く、値下がり上位はゴム、医薬品、不動産、輸送用機器、海運など。

 個別銘柄では、ソフトバンクグループ<9984>やファーストリテイリング<9983>が安く、東京エレクトロン<8035>やソニーグループ<6758>、信越化学工業<4063>が値を下げた。三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>や日本郵船<9101>も軟調だった。半面、レーザーテック<6920>や資生堂<4911>が高く、サイバーエージェント<4751>やメルカリ<4385>、ニトリホールディングス<9843>が値を上げた。

出所:MINKABU PRESS

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