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【通貨】外為サマリー:一時138円90銭台に上昇、ゴトー日に伴うドル需要を意識

米ドル/円 <5分足> 「株探」多機能チャートより
 30日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時時点で1ドル=138円64銭前後と前日の午後5時時点に比べて40銭弱のドル高・円安となっている。

 29日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=138円63銭前後と前日に比べて30銭強のドル安・円高で取引を終えた。欧州市場では一時137円87銭まで軟化したが、米長期金利が上昇に転じたことを手掛かりに下げ渋った。

 日米金利差の拡大が意識されるなか、この日の東京市場のドル円相場は堅調な展開。きょうはゴトー日(5のつく日と10のつく日)とあって国内輸入企業のドル買い・円売りを見込む向きもあり、午前9時30分ごろには138円94銭をつける場面があった。ただ、今晩にパウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の講演が予定されているほか、米地区連銀経済報告(ベージュブック)や11月のADP全米雇用リポートが発表されることから積極的には動きにくく一段とドルを買い上がる勢いは乏しい。

 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0343ドル前後と前日の午後5時時点に比べて0.0030ドル強のユーロ安・ドル高。対円では1ユーロ=143円39銭前後と同10銭程度のユーロ安・円高で推移している。

出所:MINKABU PRESS

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