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【注目】話題株ピックアップ【夕刊】(3):兼松エレク、クボタ、山洋電

兼松エレク <日足> 「株探」多機能チャートより
■兼松エレクトロニクス <8096>  4,605円  +60 円 (+1.3%)  本日終値
 兼松エレクトロニクス<8096>が続伸。この日、シスコシステムズ(東京都港区)の「Area Partner of the Year(首都圏) 2022」を受賞したと発表しており、認知度向上によるビジネスチャンス拡大を期待した買いが入った。同賞は、シスコの21年8月~22年7月期において、戦略的なソリューションとして、シスコデータセンター及びエンタープライズネットワーク、「Meraki」などの無線LAN製品の販売と、サブスクリプション型ビジネスを伸長させ、特に首都圏を中心に貢献したパートナー企業に贈られるもの。兼松エレクは新規顧客の獲得施策推進において、独自のソリューションにシスコ製品を採用・展開して受賞に至ったとしている。

■クボタ <6326>  2,100.5円  +25 円 (+1.2%)  本日終値
 クボタ<6326>が3日続伸、米農業機械大手ディア<DE>が23日、23年10月期の通期の業績見通しを示した。農産物の価格高騰がトラクターの需要増加に寄与するほか、サプライチェーンの制約が緩和し、利益のさらなる拡大を見込む。クボタに対しても、米国での農機販売が堅調に推移するとの期待が膨らむ格好となり、株価の支えとなったようだ。ディアは23年10月期の純利益が80~85億ドル(前期は71億3100万ドル)に増加すると予想する。22年10月期も大幅な増収増益となり、決算発表を受け同社株は上昇した。

■山洋電気 <6516>  6,130円  +70 円 (+1.2%)  本日終値
 山洋電気<6516>は6日ぶりに反発。22日の取引終了後、フィリピンのグループ会社が新工場を建設すると発表しており、これが好感された。同社グループの主要販売市場である通信装置、半導体製造装置、医療機器、EV用急速充電器向けの市場拡大を見込んだ生産能力の増強が目的で、投資金額は4517万2000ドル、24年1月の稼働を予定している。これにより、同グループ会社の生産能力は約25%増となり、将来的な業績への貢献が期待されている。 

■日立製作所 <6501>  7,394円  +54 円 (+0.7%)  本日終値
 日立製作所<6501>は3日続伸。鉄道システム事業のグループ会社である日立レールが、イタリアでデジタル列車制御システムの設計・設置に関する契約を受注したと発表。これが株価の支援材料となった。イタリアで現地時間22日に発表した。同システムを導入するのはイタリア北中部の鉄道網で、コンソーシアムのリーダーとなる日立レールの受注分は8億6700万ユーロ(約1260億円)となるという。

■任天堂 <7974>  5,976円  +42 円 (+0.7%)  本日終値
 任天堂<7974>は商いをこなし頑強な値動き。同社の有力コンテンツであるポケモンは世界的にも根強い人気を誇っており、18日に鳴り物入りで発売されたニンテンドースイッチ向けソフト「ポケットモンスター スカーレット・バイオレット」の世界販売本数が発売後3日間で1000万本を突破したことを発表、これが株価の刺激材料となった。テクニカル的には中期波動の分水嶺である75日移動平均線とのマイナスカイ離を解消し戻り足に期待がかかる状況となっている。

■稲畑産業 <8098>  2,432円  +9 円 (+0.4%)  本日終値
 稲畑産業<8098>は4日続伸。午後2時ごろ、保有する投資有価証券6銘柄を売却したことにより、23年3月期の業績に投資有価証券売却益約32億円を特別利益として計上する見込みと発表しており、これが好感された。中期経営計画における政策保有株式の縮減方針の一環として保有資産の効率化を図るためという。なお、今後も売却を継続する予定としている。

■塩野義製薬 <4507>  7,190円  +19 円 (+0.3%)  本日終値
 塩野義製薬<4507>が高い。同社の新型コロナウイルス感染症治療薬(経口薬)の「ゾコーバ」が緊急承認制度に基づき製造販売承認されたことを受け、寄り付きから大口の買い注文を呼び込む格好となった。12月初めにも供給開始が予定されている。同社の株価は同治療薬上市への期待から前日まで4日続伸していたが、承認発表を受け、きょうは一段と上げ足を加速し7000円台半ばに浮上する場面があった。

■ペプチドリーム <4587>  1,841円  +3 円 (+0.2%)  本日終値
 ペプチドリーム<4587>が続伸。正午ごろ、子会社PDRファーマが米イーライ・リリー<LLY>と、アルツハイマー型認知症に関連するタウタンパク質のPET診断薬であるフロールタウシピル(18F)の日本における共同開発契約を締結したと発表しており、好材料視された。なお、今回の提携により、PDRファーマは契約一時金を受領するが、その金額は非開示としている。

■東芝 <6502>  4,762円  -96 円 (-2.0%)  本日終値  東証プライム 下落率7位
 東芝<6502>が後場に下げに転じた。経営再建案に関して優先交渉権を持つ日本産業パートナーズ(JIP)による企業連合が、東芝の買収総額の引き下げを検討していると24日に伝わった。買収時に株価に上乗せされるプレミアムを巡る期待が修正される格好となり、売りが膨らんだ。報道によると、直近の決算発表を受け、企業連合内で従来の東芝の企業価値評価は適切ではないとの見方が出たという。また買収に向けた資金については、融資条件を巡るJIP連合と銀行との交渉は現在も続いているとしている。東芝を巡っては、共同通信が22日、JIPが非上場後に企業価値を高め、5年程度での再上場を検討していることが分かったと報じていた。

■マイクロアド <9553>  1,191円  +143 円 (+13.7%)  本日終値
 マイクロアド<9553>が大幅高で3日ぶりに反発。22日午前にインティメート・マージャー<7072>が、ポストCookie時代に向けたターゲティング技術をマイクロアドへ提供開始したと発表したことを受けて、これを好材料視した買いが継続して入っているほか、22日の取引終了後に定款の一部変更を発表したことが好感された。定款の一部変更では、新たな事業として食品、飲料、酒類、化粧品、医薬品、医療用機器、たばこ、電気製品その他各種商品の企画・開発・製造や、労働者派遣事業及び有料職業紹介事業などを追加している。

●ストップ高銘柄
 Chatwork <4448>  655円  +100 円 (+18.0%) ストップ高   本日終値
 など、2銘柄

●ストップ安銘柄
 カルナバイオサイエンス <4572>  782円  -150 円 (-16.1%) ストップ安   本日終値
 以上、1銘柄

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