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【材料】ゲッティ・イメージズが決算受け大幅安 FCFが予想を下回った点を嫌気との指摘=米国株個別

 写真や動画、音楽などの素材提供のゲッティ・イメージス<GETY>が大幅安。前日引け後に7-9月期決算(第3四半期)を発表し、売上高が予想を下回った一方、EBITDAは予想を上回った。ガイダンスも公表しており、予想を上回る見通しを示している。

 同社は声明で「提供するコンテンツの質に基づいて市場シェアを獲得していると考えている。厳しいマクロ環境にもかかわらず、弊社の有料ダウンロード数は増え続けている」と述べた。

 ただ、株価冴えない反応。アナリストからはフリーキャッシュフロー(FCF)が予想を下回った点が嫌気されているとの指摘も聞かれた。今後の競争激化、広告出稿の減速、eコマースの成長鈍化をリスクと見ているとも指摘した。

(7-9月・第3四半期)
・売上高:2.30億ドル(予想:2.39億ドル)
・EBITDA(調整後):7770万ドル(予想:7470万ドル)
・FCF:3320万ドル(予想:5080万ドル)

(通期見通し)
・売上高:9.55~9.80億ドル(予想:9.47億ドル)
・EBITDA(調整後):3.10~3.20億ドル(予想:3.05億ドル)

(NY時間09:58)
ゲッティ・イメージズ<GETY> 5.98(-0.99 -14.20%)

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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