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【材料】三井住友FGが年初来高値を更新、メガバンクに株主還元評価の買いが集まる

三井住友FG <日足> 「株探」多機能チャートより
 三井住友フィナンシャルグループ<8316>が3日ぶりに反発。上昇率は一時4%を超え、2月につけた年初来高値を更新した。14日取引終了後に、自社株買いと配当予想の増額修正を発表。あわせて23年3月期の連結最終利益見通しも引き上げており、好決算と株主還元姿勢を評価した買いが集まった。

 同社は取得総数6100万株(自己株式を除く発行済み株式総数の4.4%)、取得総額2000億円を上限に11月15日から23年5月31日までの間、自社株買いを実施する。取得した全株式数について同年6月20日に消却する予定。また、年間配当予想を220円から230円(前期比20円増配)に見直した。更に、通期の最終利益予想は7300億円から7700億円(前期比9.0%増)に引き上げた。

 14日取引終了後に自社株買いを発表した三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>と、配当予想を増額したみずほフィナンシャルグループ<8411>も堅調に推移している。

出所:MINKABU PRESS

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