【材料】マツダが急反発、売上単価改善や円安寄与し23年3月期業績予想を上方修正
マツダ <日足> 「株探」多機能チャートより
半導体供給不足などによる影響でグローバル販売台数は従来予想の134万9000台から121万6000台へ見直した。このほか、原材料価格の高騰などの影響を見込むものの、売上単価の改善や為替相場の円安進行、固定費の効率化などを織り込んだ。なお、想定為替レートは1ドル=123円から136円へ、1ユーロ=133円から139円へ見直した。
同時に発表した第2四半期累計(4~9月)決算は、売上高1兆6425億円(前年同期比9.8%増)、営業利益552億4100万円(同39.0%増)、純利益858億5900万円(同3.6倍)だった。グローバル販売台数は上海ロックダウンの影響で台数減となったものの、台当たり収益の改善に加えて為替の円安による増益効果も寄与した。
出所:MINKABU PRESS