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【材料】アクティビジョンが決算受け時間外で小動き=米国株個別

 マイクロソフト<MSFT>による買収が決まっているゲーム開発のアクティビジョン・ブリザード<ATVI>が引け後に7-9月期決算(第3四半期)を発表し、モバイルゲーム部門に後押しされ、1株利益、売上高とも予想を上回った。

 モバイルプラットフォームの売上高は、キャンディークラッシュなどのゲームの根強い人気と、6月にリリースされた「ディアブロイモータル」に続き、7月に中国でもリリースされたことを反映し、20%増の約10億ドルに達した。

 マイクロソフトは買収の手続きを進めているが、当局は、この取引が「コール・オブ・デューティ」をマイクロソフト社のXboxに限定し、ソニーのプレイステーションを切り捨てる可能性があるとして厳しく監視している。これに対してマイクロソフトは、同ゲームをXboxに限定することはないと主張している。

 決算受け時間外で株価は小動き。
 
(7-9月・第3四半期)
・1株利益(調整後):0.68ドル(予想:0.50ドル)
・売上高:17.8億ドル(予想:17.2億ドル)
  アクティビジョン:4.80億ドル(予想:4.28億ドル) 
  ブリザード:5.43億ドル(予想:5.03億ドル)  
  キング:6.92億ドル(予想:6.84億ドル)  
(月間ユーザー数)
  アクティビジョン:9700万人(予想:9300万人)  
  ブリザード:3100万人
  キング:2.40人(予想:2.36億人)
・ブッキング:18.3億ドル(予想:17.2億ドル)  

(10-12月・第4四半期見通し)
・ブッキング:+20%以上
・売上高:5%減かそれ以上

(NY時間16:45)時間外
アクティビジョン<ATVI> 71.28(+0.18 +0.25%)

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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