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【通貨】NY外為:ポンド・ドル、パリティ予想再燃、英中銀のハト派利上げ受け


NY外為市場でポンド・ドルは1.1264ドルから1.1157ドルまで下落し10月21日来の安値を更新した。英米金利差拡大観測が強まり、ポンド・ドルが1.0000ドルを目指すとの予想も再浮上。

英中銀は金融政策決定会合で市場の予想通り33年ぶり最大となる0.75%の利上げに踏み切った。ただ、2名の委員が小幅利上げを主張し、7対2での決定となったほか、金利が予想通りに動けば英経済は22年第3四半期から8四半期のマイナス成長を想定。ピーク金利は市場が示唆するよりも低い公算大とするハト派的な内容となった。このためポンド売りに一段と拍車がかかった。

一方で、連邦準備制度理事会(FRB)は連邦公開市場委員会(FOMC)で高インフレ対処で来年も利上げを継続する強い意向を示した。

《KY》

 提供:フィスコ

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