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【材料】エアビー&ビーが決算受け下落 グロスブッキングの伸び鈍化=米国株個別

 民泊を中心とした旅行サイト運営のエアビー&ビー<ABNB>が下落。前日引け後に7-9月期決算(第3四半期)を発表し、1株利益、売上高とも予想を上回った。ただ、グロスブッキングは予想を上回ったものの伸びが鈍化していることや、第4四半期の売上高も予想を下回る見通しを示したことが嫌気されている。

 同社は声明で「第3四半期は地政学的・マクロ的な逆風にもかかわらず、過去最大かつ最も収益性の高い四半期となった」としている。ただ、宿泊数および予約数の伸びは若干緩やかになり、1日あたり客室単価(ADR)は為替の逆風とビジネスミックスによる圧力に直面すると予想している。

(7-9月・第3四半期)
・1株利益(調整後):1.79ドル(予想:1.53ドル)
・売上高:28.8億ドル(予想:28.3億ドル)
・EBITDA(調整後):14.6億ドル(予想:13.9億ドル)
・グロスブッキング:156億ドル(予想:152.5億ドル)
・1泊当たりグロスブッキング:156.44ドル(予想:152.39ドル)
・宿泊および体験予約数:9970万件(予想:9990万件)
・FCF:9.60億ドル(予想:4.64億ドル)

(10-12月・第4四半期見通し)
・売上高:18.0~18.8億ドル(予想:18.6億ドル)

(NY時間10:07)
エアビー&ビー<ABNB> 101.60(-7.46 -6.84%)

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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