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【通貨】外為サマリー:148円90銭台で推移、ゴトー日に伴うドル需要が下支え

米ドル/円 <5分足> 「株探」多機能チャートより
 25日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時時点で1ドル=148円97銭前後と前日の午後5時時点に比べて30銭弱のドル安・円高となっている。

 24日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=148円91銭前後と前週末に比べて1円20銭強のドル高・円安で取引を終えた。前日の東京市場でドル売り・円買い介入とみられる大きな動きがあったことから神経質な地合いとなり、概ね149円00銭を挟んで推移した。

 この日の東京市場のドル円相場は、政府・日銀の出方が注目されるなか方向感に欠ける展開。午前9時00分ごろには148円50銭まで押される場面があったものの、その後は持ち直す動き。きょうはゴトー日(5のつく日と10のつく日)とあって国内輸入企業のドル買い・円売りが意識されやすいようだ。一方、前日に発表された米10月購買担当者景気指数(PMI)速報値が市場予想を下回ったことで、米連邦準備理事会(FRB)が利上げペースを緩めるとの見方からユーロ買い・ドル売りが優勢で、つれて対円でもユーロが買われている。

 ユーロは対ドルで1ユーロ=0.9894ドル前後と前日の午後5時時点に比べて0.0060ドル程度のユーロ高・ドル安。対円では1ユーロ=147円40銭前後と同60銭強のユーロ高・円安で推移している。

出所:MINKABU PRESS

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