【市況】アジア株 上海株は3日続落、香港株は11年ぶり安値 景気減速にゼロコロナ長期化 北京や深セン市で規制再強化
アジア株 上海株は3日続落、香港株は11年ぶり安値 景気減速にゼロコロナ長期化 北京や深セン市で規制再強化
東京時間11:05現在
香港ハンセン指数 16045.18(-466.10 -2.82%)
中国上海総合指数 3018.47(-25.55 -0.84%)
台湾加権指数 12727.25(-249.51 -1.92%)
韓国総合株価指数 2204.76(-32.68 -1.46%)
豪ASX200指数 6721.40(-78.66 -1.16%)
アジア株は全面安、きのうの米株下落を受け売り優勢で始まった。10%を超える英CPIや米FRB高官のタカ派発言を受け、世界的な金融引き締め継続が懸念されている。
上海株は3営業日続落、重要指標発表の見送りやゼロコロナ長期化が懸念されている。共産党大会に配慮しGDPや貿易統計など9月の中国指標の公表が延期された。ゼロコロナなどを受け、9月は総じて弱い内容となったことがうかがえる。習近平国家主席のイメージ悪化を防ぐためにも、党大会中は公表される可能性は低い。共産党大会は22日に閉幕する。
広州市や深セン市、北京市の一部で再びコロナ規制が強化されている。習近平国家主席はゼロコロナ達成に執念を燃やしていることから、来年も厳しいコロナ規制が続く可能性があり、長引く不動産不況やウクライナ情勢、世界的な金融引き締めを受け、中国の景気鈍化が不安視される。
香港株は続落、2011年10月以来の安値をつけている。このまま行けば終値ベースで2009年以来、13年ぶり安値をつける。アリババやバイドゥ、JDドットコム、美団にネットイース、テンセントホールディングスなどハイテク関連の下げがきつい。サンズチャイナやギャラクシーエンターテイメントなどカジノ関連も安い。
出所:MINKABU PRESS
東京時間11:05現在
香港ハンセン指数 16045.18(-466.10 -2.82%)
中国上海総合指数 3018.47(-25.55 -0.84%)
台湾加権指数 12727.25(-249.51 -1.92%)
韓国総合株価指数 2204.76(-32.68 -1.46%)
豪ASX200指数 6721.40(-78.66 -1.16%)
アジア株は全面安、きのうの米株下落を受け売り優勢で始まった。10%を超える英CPIや米FRB高官のタカ派発言を受け、世界的な金融引き締め継続が懸念されている。
上海株は3営業日続落、重要指標発表の見送りやゼロコロナ長期化が懸念されている。共産党大会に配慮しGDPや貿易統計など9月の中国指標の公表が延期された。ゼロコロナなどを受け、9月は総じて弱い内容となったことがうかがえる。習近平国家主席のイメージ悪化を防ぐためにも、党大会中は公表される可能性は低い。共産党大会は22日に閉幕する。
広州市や深セン市、北京市の一部で再びコロナ規制が強化されている。習近平国家主席はゼロコロナ達成に執念を燃やしていることから、来年も厳しいコロナ規制が続く可能性があり、長引く不動産不況やウクライナ情勢、世界的な金融引き締めを受け、中国の景気鈍化が不安視される。
香港株は続落、2011年10月以来の安値をつけている。このまま行けば終値ベースで2009年以来、13年ぶり安値をつける。アリババやバイドゥ、JDドットコム、美団にネットイース、テンセントホールディングスなどハイテク関連の下げがきつい。サンズチャイナやギャラクシーエンターテイメントなどカジノ関連も安い。
出所:MINKABU PRESS