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【通貨】外為サマリー:144円70銭台で推移、米金利の先高観根強くドル堅調

米ドル/円 <5分足> 「株探」多機能チャートより
 3日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時時点で1ドル=144円78銭前後と前週末の午後5時時点に比べて50銭弱のドル高・円安となっている。

 9月30日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=144円74銭前後と前日に比べて30銭弱のドル高・円安で取引を終えた。米物価関連指標が市場予想を上回る伸びとなったことを手掛かりに、一時144円81銭まで上伸した。

 この流れを引き継いだ東京市場は、朝方に144円89銭をつけた。その後は日本政府・日銀の円買い介入への警戒感から144円50銭近辺まで押される場面があったものの、米連邦準備理事会(FRB)による積極的な金融引き締めが長期化するとの見方を背景に米金利の先高観は根強く、ドル円相場は堅調な動きとなっている。

 ユーロは対ドルで1ユーロ=0.9801ドル前後と前週末の午後5時時点に比べて0.0030ドル程度のユーロ安・ドル高。対円では1ユーロ=141円91銭前後と同2銭程度のユーロ高・円安で推移している。

出所:MINKABU PRESS

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