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【注目】話題株ピックアップ【昼刊】:DCM、レーザーテク、日経レバ

DCM <日足> 「株探」多機能チャートより
■DCMホールディングス <3050>  1,178円  +111 円 (+10.4%)  11:30現在  東証プライム 上昇率トップ
 DCMホールディングス<3050>は大幅高で年初来高値を更新。29日の取引終了後、上限を800万株(発行済み株数の5.49%)、または80億円とする自社株買いを実施すると発表しており、これが好感されている。取得期間は9月30日から来年3月31日まで。あわせて年間配当の増額修正を発表しており、従来予想の34円から40円(前期33円)に引き上げたことも支援材料となっているようだ。同時に開示した23年2月期上期(3~8月)の決算は、営業収益が2388億3200万円(前年同期2350億3900万円)、営業利益が189億6900万円(前年同期比4.0%減)だった。ECサイトを運営するエクスプライスの連結効果があったものの、原材料価格の高騰や円安、コスト上昇が利益を押し下げた。

■東エレデバ <2760>  5,290円  +50 円 (+1.0%)  11:30現在
 東京エレクトロン デバイス<2760>が7日ぶりに反発している。29日の取引終了後、第2四半期累計(4~9月)連結業績予想について、売上高を945億円から1100億円(前年同期比32.9%増)へ、純利益を25億4000万円から33億5000万円(同26.6%増)へ上方修正したことが好感されている。半導体及び電子デバイス事業で産業機器向けをはじめとする取り扱い半導体製品の販売が想定を上回る水準で推移したことに加えて、ドル建て販売で為替相場が円安傾向で推移したことが寄与した。

■レーザーテック <6920>  14,645円  -740 円 (-4.8%)  11:30現在
 レーザーテック<6920>は11日続落、1万5000円台を巡る攻防となっている。前日の米国株市場ではNYダウやナスダック総合株価指数など主要株価指数が大きく売り込まれる展開となったが、半導体関連株への売りが顕著で、アドバンスト・マイクロ・デバイシズ<AMD>やエヌビディア<NVDA>などが大幅安となり、フィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)はナスダック指数の下落率を上回る3.3%安と急落した。この流れを引き継ぎ、東京市場でも売買代金上位の同社株などを筆頭に、半導体セクターの下値リスクが改めて意識されている。同社株が今年に入り終値で1万5000円台を下回ったのは6月20日のみで、この時は下ヒゲで1万4450円まで売り込まれる局面があったが、その後はリバウンドに転じた経緯がある。

■日経レバ <1570>  12,725円  -485 円 (-3.7%)  11:30現在
 NEXT FUNDS 日経平均レバレッジ・インデックス連動型上場投信<1570>が反落で再び1万3000円台を割り込んだ。日経平均株価に連動するETFでボラティリティが日経平均の2倍に基本設定されていることがポイントで、ここ個人投資家のリバウンド狙いの逆張りが目立つ。信用売り残の減少が続く一方、買い残は急増傾向にあり直近22日現在で740万口を超える。全体相場の下落局面で個人投資家が積極的に買い向かっていることを示している。一方、日経平均と逆方向に連動するNEXT FUNDS 日経平均ダブルインバース・インデックス連動型上場投信<1357>にも個人投資家の関心は高い。今月14日にマドを開けて買われて以降、5日移動平均線をサポートラインに急速に上値追い態勢にある。

■カッパ・クリエイト <7421>  1,356円  -48 円 (-3.4%)  11:30現在
 カッパ・クリエイト<7421>は3日続落。この日朝方に複数のメディアで、警視庁が不正競争防止法違反の疑いでカッパ・クリエイトの田邊公己社長と同社幹部、情報漏えいに協力した元部下の3人を逮捕する方針を固めたことが報じられた。これを受け、同社株には先行き不透明感を嫌気した売りが出ているようだ。

■西武ホールディングス <9024>  1,470円  -33 円 (-2.2%)  11:30現在
 西武ホールディングス<9024>が安い。29日取引終了後、23年3月期の連結業績予想の下方修正を発表したことを嫌気する売りが流入している。営業収益は4430億円から4160億円(前期比4.8%増)に見直したほか、営業損益は従来予想の310億円の黒字から130億円の黒字(前期は132億1600万円の赤字)に減額した。鉄道業の運輸収入や国内ホテル業の宿泊需要が想定を下回るほか、インバウンド需要も本格的な回復には時間を要すると想定している。足もとで新型コロナウイルスの水際対策の緩和に対する期待もあり、株価は上昇していただけに、この日は利益確定売りも膨らんでいる様子だ。

■ソフトバンクグループ <9984>  4,937円  -94 円 (-1.9%)  11:30現在
 ソフトバンクグループ<9984>は全般地合い悪のなか下値を探る展開。ここ5000円大台ラインを巡る攻防で、前日は大台をキープしたがきょうは再び割り込む展開を強いられている。前日の米国株市場ではナスダック総合株価指数が300ポイントを超える大幅な下げとなり、米ハイテク株に投資する同社にとっては逆風材料となっている。また、同社傘下の巨大ファンド「ソフトバンク・ビジョン・ファンド」の低迷が浮き彫りとなるなか、同ファンドの人員を3割程度削減する動きが始まったことも伝えられ、これもネガティブ材料として受け止められている。株式需給面からは日経平均寄与度の高い銘柄で、きょうも日経平均が先物主導で売り込まれた場合に裁定解消売りを浴びる可能性があり値動きが注視される。

■ALBERT <3906>  4,845円  +700 円 (+16.9%) ストップ高買い気配   11:30現在
 ALBERT<3906>はカイ気配。29日の取引終了後、米コンサルティング大手アクセンチュア<ACN>の日本法人がALBERTに対し、完全子会社化を目的にTOBを実施すると発表した。TOB価格が1株9180円であることから、これにサヤ寄せする格好となっているようだ。AI実装やデータ分析の分野における競争力向上や、データサイエンティストの採用強化などを図る狙いがある。買い付け予定数は462万6203株(下限308万4200株、上限設定なし)で、買い付け期間は30日から11月14日まで。なお、TOB成立後に同社株は上場廃止となる予定で、これを受けて東京証券取引所は29日付で監理銘柄(確認中)に指定している。

■HOUSEI <5035>  795円  +91 円 (+12.9%) 一時ストップ高   11:30現在
 HOUSEI<5035>は急反騰。150円高はストップ高となる854円をつけた。29日の取引終了後、連結子会社が中国向け越境EC事業の個人宛貨物発送に特化した新たなクラウドサービスの提供を開始すると発表しており、これを材料視した買いが向かっているようだ。新サービス「ezOrderDOMO(仮称)」は、中国個人宛の航空貨物の国際発送時に必要な輸出申告書や中国側の通関書類などをクラウドサービス上で管理・作成できるというもの。同社は今後、国内のEC関連事業者などに向けて利用を拡げていく計画にあり、また中国向け国際発送の代行サービスにも着手する考えを示している。

■助川電気工業 <7711>  1,335円  +61 円 (+4.8%)  11:30現在
 助川電気工業<7711>が全般地合い悪に逆行して急反発。一時前日比132円高の1406円まで駆け上がる場面があった。同社は熱制御技術に特化した研究開発型メーカーで高技術を生かし原子力関連機器などにも展開する。29日、三菱重工業<7011>が関西電力<9503>など電力4社と協業で新型原子炉を開発することを発表したほか、日立製作所<6501>と米ゼネラル・エレクトリック<GE>の合弁会社である日立GEニュークリア・エナジーが「革新軽水炉」を開発することも報じられており、「次世代原子炉に向けた取り組みが活発化していることが、助川電気のビジネスチャンスを広げるとの思惑につながった」(中堅証券ストラテジスト)としている。

■Link-U <4446>  698円  +18 円 (+2.7%)  11:30現在
 Link-U<4446>が一時14%近く上昇する場面があった。同社はきょう、グループのComikey Media(米国オレゴン州)が展開する海外市場向けマンガプラットフォーム「Comikey(コミッキー)」で、集英社(東京都千代田区)の女性向けアプリ「マンガMee」で連載中のマンガ作品の取り扱いを開始すると発表し、これが材料視されたもよう。ただ、買い一巡後は急速に伸び悩む動きとなっている。このほど集英社とライセンス契約を締結し、「マンガMee」連載作品の翻訳版最新話を日本語版と同時に配信するという。リンクユーは今後も国内外を問わず、電子コミックの普及に尽力していくとともに、良質な正規版日本コンテンツを海外に対しても展開するとしている。

■アドソル日進 <3837>  1,480円  +25 円 (+1.7%)  11:30現在
 アドソル日進<3837>が3日続伸している。29日の取引終了後、データビークル(東京都港区)と共同で推進した新型コロナウイルス感染症対策データ分析ソリューションを東京都に納入したと発表しており、これが好材料視されている。同ソリューションは、東京都福祉保健局の感染症に関する政策立案、危機管理、調査・分析、情報収集・発信など、効果的な感染症対策を一体的に担う司令塔である「東京iCDC」の活動において、新型コロナウイルス感染症関連の分析や予測モデル構築及び地域特性に応じた感染症対策などに貢献する。両社は今後、同ソリューションの機能拡充・アップデートに取り組み、パンデミックや激甚災害発生などに対応した「レジリエンス・ソリューション」としても展開を図るとしている。

■クラウディア <3607>  303円  +4 円 (+1.3%)  11:30現在
 クラウディアホールディングス<3607>が4日続伸している。29日の取引終了後、集計中の22年8月期連結業績について、売上高が92億円から95億700万円(前の期比35.5%増)へ、営業利益が3000万円から1億400万円(前の期17億3200万円の赤字)へ、最終利益が5億8000万円から8億2400万円(同8億1000万円の赤字)へ上振れて着地したようだと発表したことが好感されている。新型コロナウイルス感染症による行動制限の影響を考慮し保守的に見積っていたが、影響が軽微だったことが要因という。また、円安の進行により為替差益を計上したことや、雇用調整助成金を計上したことも寄与した。

■南海辰村建設 <1850>  317円  +1 円 (+0.3%)  11:30現在
 南海辰村建設<1850>が続伸している。29日の取引終了後、第2四半期累計(4~9月)連結業績予想について、営業利益を6億円から9億3000万円(前年同期比38.0%増)へ、純利益を5億7000万円から7億9000万円(同49.1%増)へ上方修正したことが好感されている。受注の時期ずれや一部工事の進捗遅れなどの影響により、売上高は200億円から194億円(同9.8%増)へやや下振れる見込みだが、一部工事の採算性向上に伴う利益率改善や諸経費の削減などに取り組んだことが奏功し利益は上振れるとしている。

■ネオマーケティング <4196>  938円  -187 円 (-16.6%)  11:30現在
 ネオマーケティング<4196>が急反落し、上場来安値を更新した。同社は29日取引終了後、22年9月期通期の連結業績予想修正を発表。最終損益の見通しを従来の2億3700万円の黒字から2億9700万円の赤字(前期は2億600万円の黒字)に引き下げたことが嫌気されているようだ。子会社であるZeroの株式取得時に発生したのれんの未償却残高の全額を減損し、減損損失4億5100万円を特別損失に計上することが主な理由。なお、売上高の見通しは従来の22億円から22億3000万円(前期比21.9%増)に引き上げ、経常利益見通しは3億5000万円から2億7000万円(同5.6%減)に下方修正している。

●ストップ高銘柄
 アースインフィニティ <7692>  4,550円  +700 円 (+18.2%) ストップ高買い気配   11:30現在
 など、2銘柄

●ストップ安銘柄
 なし

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