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【市況】日経平均は123円安、寄り後はやや下げ幅縮小

日経平均 <5分足> 「株探」多機能チャートより

日経平均は123円安(9時10分現在)。今日の東京株式市場は売りが先行した。昨日の海外市場でダウ平均が下落したことが東京市場の株価の重しとなった。また、ロシア産天然ガスを欧州に供給する海底パイプライン「ノルドストリーム」と「ノルドストリーム2」が損傷したことが天然ガス価格の上昇に拍車をかけ、欧州のインフレがさらに高進するとの懸念も心理的な重しとなった。一方、昨日の米株式市場でダウ平均は下落したものの、ナスダック総合指数やフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が上昇したことなどが東京市場の株価の支えとなった。また、今日は3月期決算企業の中間配当の権利付き最終売買日にあたり、配当狙いの買いも期待されたが、寄付き段階では売りが優勢だった。寄り後、日経平均はやや下げ幅を縮めている。

《FA》

 提供:フィスコ

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