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【材料】スティッチ・フィックスが決算受け軟調 予想を下回る見通し=米国株個別

 アパレルのスティッチ・フィックス<SFIX>が軟調。同社はインターネットを通じて米消費者向けにパーソナライズされたファッション商品を販売する。前日引け後に5-7月期決算(第4四半期)を発表し、売上高が予想を下回ったほか、EBITDAの赤字が予想以上に膨らんだ。ガイダンスも公表しており、第1四半期、23年度通期とも予想を下回る売上高見通しを示した。

 同社のスポルディングCEOは声明で「マクロ環境とそれが消費に及ぼす影響を乗り切ることは難しいが、引き続き変革に取り組み、黒字化を目指す」 と述べた。

 アナリストからの目標株価引き下げも伝わっており、「7月末時点のアクティブ顧客数の減少が、年間を通じて売上高の伸びを圧迫する可能性が高い」と指摘した。

(5-7月・第4四半期)
・1株損益(調整後):-0.89ドル(予想:-0.64ドル)
・売上高:4.82億ドル(予想:4.89億ドル)
・アクティブ・クライアント:380万人
・クライアント単価:546ドル%
・EBITDA(調整後):-3180万ドル(予想:-3050万ドル)

(8-10月・第1四半期見通し)
・売上高:4.55~4.65億ドル(予想:5.28億ドル)
・EBITDA(調整後):-1000万~-1500万ドル(予想:-519万ドル)

(23年度通期見通し)
・売上高:17.6~18.6億ドル(予想:21億ドル)
・EBITDA(調整後):-2500万~-4500万ドル(予想:-1700万ドル)

(NY時間09:44)
スティッチ・フィックス<SFIX> 4.69(-0.03 -0.64%)

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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