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【市況】株価指数先物【昼のコメント】 狭いレンジ推移も、センチメントが改善傾向にあるなか、強含みの値動きが継続


 日経225先物は11時30分時点、前日比100円高の2万8360円(+0.35%)前後で推移。寄り付きは2万8360円と、シカゴ日経平均先物(2万8330円)にサヤ寄せする格好から、買い先行で始まった。買い一巡後は2万8310円まで上げ幅を縮める場面も見られたものの、ショートを仕掛ける動きは限られ、反対に前場半ばにかけて2万8450円まで買われた。前引けにかけては寄り付きの価格水準でのこう着となった。

 日経225先物はナイトセッション同様、2万8300円辺りでの底堅さが意識される一方で、節目の2万8500円に接近する局面では利益確定の売りにより、狭いレンジでの推移となった。NT倍率は先物中心限月で14.43倍と横ばいでの推移だった。一時14.48倍まで上昇する場面も見られたが、同水準に位置するボリンジャーバンドの+1σに接近してきたことから、NTロングのリバランスが入っているようだ。米消費者物価指数(CPI)の発表を控えるなか、いったんは利益確定に伴う売りが入りやすいだろう。ただし、ショートカバーなども同様に意識されやすく、センチメントが改善傾向にあるなか、強含みの値動きが続きそうだ。

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