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【市況】コンファレンスボードの雇用指数は労働市場の減速示唆

 全米産業審議会(コンファレンスボード)がこの日発表した7月の雇用トレンド指数は前月から低下し117.63となった。堅調が続く労働市場が今後は減速する可能性が示唆された。6月の改定値は118.71で、119.38から下方修正された。

 全米産業審議会のスティーマーズ氏は「米労働市場は足元ではまだ力強いものの、最近の指数の動きは今後数カ月で雇用の伸びが鈍化することを示唆している」とし、労働市場以外の分野では既に経済活動が減速していると指摘した。

 さらに、FRBは急ピッチの利上げを進めることが予想されるとし「米経済が年末までに、あるいは2023年初めにリセッション(景気後退)に陥る可能性が高まっている」とも指摘している。

出所:MINKABU PRESS

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