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【通貨】外為サマリー:一時1ドル132円50銭台に軟化、売り一巡後は下げ渋るも戻り限定的

米ドル/円 <5分足> 「株探」多機能チャートより
 5日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時時点で1ドル=132円97銭前後と前日の午後5時時点に比べ1円20銭弱のドル安・円高となっている。

 4日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=132円89銭前後と前日に比べて1円00銭弱のドル安・円高で取引を終えた。中国軍が台湾周辺でミサイル発射を伴う軍事演習を行ったことで地政学リスクへの警戒が高まったほか、米新規失業保険申請件数が前の週から増えたことが影響し、一時132円77銭まで軟化した。

 前日の米長期金利が低下したこともドルの重荷となり、この日の東京市場のドル円相場は軟調な展開。午前8時50分ごろには132円52銭まで下押す場面があった。きょうは週末のゴトー日で(5のつく日と10のつく日)で国内輸入企業のドル買い・円売りが意識されやすいことから売り一巡後は下げ渋っているものの、今晩に発表される米7月雇用統計を控えて積極的には動きにくく戻りは限定的となっている。

 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0232ドル前後と前日の午後5時時点に比べて0.0050ドル強のユーロ高・ドル安。対円では1ユーロ=136円06銭前後と同50銭弱のユーロ安・円高で推移している。

出所:MINKABU PRESS

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