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【市況】1日の株式相場見通し=反発、2万8000円大台回復が視野に

日経平均 <日足> 「株探」多機能チャートより
 1日の東京株式市場は主力株をはじめ幅広く買いが優勢となり、日経平均は反発に転じそうだ。2万8000円大台を回復する場面も期待される。前週末の米国株市場ではNYダウ、ナスダック総合株価指数ともに3日続伸と戻り足を強めた。好決算のアマゾン<AMZN>やアップル<AAPL>といった主力ハイテク株への買いが全体相場上昇の原動力となっている。また、原油価格の反発を受けエネルギー関連株への買いも地合いの改善を助長している。これに先立って前週末の欧州株市場もほぼ全面高に買われており、東京市場でも追い風が強い。日経平均はここ2万8000円大台近辺が上値のフシとなっているが、きょうはこの大台を明確に突破ができるかどうかに注目が集まる。米10年債利回りが終値ベースで2.65%まで下落したことを背景に外国為替市場ではドル売り・円買いの動きが加速、1ドル=133円台前半まで円高が進行していることは上値の重石となる可能性がある。個別には企業の決算発表が佳境入りとなるなか、好決算銘柄を中心に物色意欲が高まりそうだ。

 29日の米国株式市場では、NYダウ平均株価が前営業日比315ドル50セント高の3万2845ドル13セントと3日続伸。ナスダック総合株価指数は同228.095ポイント高の1万2390.688だった。

 日程面では、きょうは7月の新車・軽自動車販売台数など。海外では7月の財新中国製造業PMI、4~6月の香港GDP、6月のユーロ圏失業率、7月の米ISM製造業景況感指数など。

出所:MINKABU PRESS

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