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【通貨】外為サマリー:一時1ドル138円50銭台に上昇、日銀緩和継続を想定したドル買いも

米ドル/円 <5分足> 「株探」多機能チャートより
 21日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時時点で1ドル=138円46銭前後と前日の午後5時時点に比べ30銭強のドル高・円安となっている。

 20日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=138円21銭前後と前日に比べて2銭程度のドル高・円安とほぼ横ばい。日銀金融政策決定会合や欧州中央銀行(ECB)理事会の結果を見極めたいとのムードが強く相場の方向感は乏しかった。

 ただ、前日の米主要株価指数が続伸したことから投資家心理はリスク選好に傾きやすく、東京市場のドル円相場は堅調な動き。日銀会合では現行の金融緩和策が維持されるとの見方から日米金融政策の方向性を意識する向きもあるようで、午前9時40分ごろには138円55銭まで上伸する場面があった。一方、ユーロが軟調で、ロシアによる天然ガス供給への懸念やイタリア政局の混迷などが影響しているようだ。

 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0187ドル前後と前日の午後5時時点に比べて0.0040ドル弱のユーロ安・ドル高。対円では1ユーロ=141円05銭前後と同20銭弱のユーロ安・円高で推移している。

出所:MINKABU PRESS

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