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【市況】株価指数先物【昼のコメント】 ギャップアップでスタート後も買いは衰えず、権利行使価格2万7500円を突破


 日経225先物は11時30分時点、前日比670円高の2万7600円(+2.48%)前後で推移。寄り付きは2万7390円と、シカゴ日経平均先物(2万7365円)にサヤ寄せする形でギャップアップで始まった。買い一巡後は2万7350円~2万7400円辺りでもみ合う場面もあったが、前場半ばには節目の2万7500円を回復。2万7500円を挟んで推移するなか、前引けにかけて一段高となり、前引け直後には2万7650円まで買われた。

 日経225先物はギャップアップで始まった後も買いの勢いは衰えず、オプション権利行使価格の2万7500円を上放れてきた。これによりショートカバーと見られる動きが一段と強まったほか、指数インパクトの大きい東京エレクトロン <8035> [東証P]の上昇率が5%を超えてくるなど、新たなロングポジションも入ってきているようだ。ネットフリックス<NFLX>の時間外取引での強い値動きのほか、グローベックスの米株先物が堅調に推移していることも買い安心感につながっている。なお、NT倍率は先物中心限月で14.21倍に上昇した。抵抗線として意識されている75日移動平均線を支持線に変えてきており、NTロングの動きに向かいやすいと考えられる。

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