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【通貨】外為サマリー:1ドル136円40銭台で推移、日経平均の上昇が支援材料

米ドル/円 <5分足> 「株探」多機能チャートより
 11日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時時点で1ドル=136円46銭前後と前週末の午後5時時点に比べ60銭強のドル高・円安となっている。

 8日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=136円10銭前後と前日に比べて10銭弱のドル高・円安で取引を終えた。同日に発表された6月の米雇用統計が堅調な内容となったことを手掛かりに一時136円57銭まで上伸したが、その後は週末を控えたポジション調整の売りに押されるかたちで伸び悩んだ。

 ただ、米労働市場の力強さを背景に米連邦準備理事会(FRB)が大幅利上げに動きやすくなるとの見方からドル買い・円売りが入りやすく、この日の東京市場は堅調な相場展開。参議院選挙での自公圧勝などを受けて日経平均株価が大幅高となっていることもドル円相場の押し上げ要因となり、前週末につけた高値に迫る動きとなっている。

 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0154ドル前後と前週末の午後5時時点に比べて0.0040ドル強のユーロ高・ドル安。対円では1ユーロ=138円57銭前後と同1円20銭強のユーロ高・円安で推移している。

出所:MINKABU PRESS

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