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【注目】話題株ピックアップ【昼刊】:高島屋、ブイキューブ、キッコマン

高島屋 <日足> 「株探」多機能チャートより
■高島屋 <8233>  1,460円  +130 円 (+9.8%)  11:30現在  東証プライム 上昇率トップ
 高島屋<8233>は急伸。百貨店大手でリベンジ消費関連の一角として同社の足もとの業績にマーケットの視線が集まっている。前日取引終了後に発表された同社の23年2月期第1四半期(22年3~5月)決算は最終損益が53億4500万円の黒字(前年同期は13億500万円の赤字)だった。前年同期は新型コロナウイルスの感染拡大による臨時休業などの影響で同期間は赤字を余儀なくされたが、今期はそこから立ち直り回復色を強めたことで、これを評価する買いを引き寄せている。通期業績予想については従来見通しを据え置いた(最終利益は100億円予想)が、今後はインバウンド需要なども見込めることで、増額修正への期待も膨らみやすい。

■ウェザーニューズ <4825>  7,220円  +590 円 (+8.9%)  11:30現在  東証プライム 上昇率3位
 ウェザーニューズ<4825>が大幅高で6日続伸。6月30日の取引終了後に23年5月期業績予想を発表。売上高を前期比6.9%増の210億円、営業利益を同10.2%増の32億円としており、前期に続き増収増益となる見通しを示したことが好感されているようだ。配当予想は前期比据え置きの100円(中間・期末それぞれ50円)とした。同時に発表した前22年5月期決算は売上高が前の期比4.3%増の196億5000万円、営業利益が同18.8%増の29億400万円だった。アプリ利用者数の増大によってサブスクリプションサービス売り上げや広告収入が引き続き好調だったほか、法人向け事業では海運会社向け航海気象サービスの提供数が増加した。

■ブイキューブ <3681>  1,223円  +86 円 (+7.6%)  11:30現在  東証プライム 上昇率4位
 ブイキューブ<3681>が急反発し年初来高値を更新している。6月30日の取引終了後、ハシラス(東京都北区)が開発・提供するメタバース「めちゃバース」にビデオ通話・ライブ配信SDK(ソフトウェア開発キット)の「Agora」を提供したと発表しており、これが好感されている。「めちゃバース」は、Webブラウザ上で数千人規模の同時参加を可能にしたメタバースで、イベントのオンライン化で失われがちな「臨場感」や「大勢の参加者が生む熱気」を生み出すサービスとして評価されているサービス。ブイキューブでは今回の「Agora」の提供により、バーチャル空間内でユーザー同士が通話をしたり、プレゼンテーションなどを傍聴したりするなど、よりリアルでインタラクティブなイベント体験の実現に貢献したとしている。

■キッコーマン <2801>  7,400円  +200 円 (+2.8%)  11:30現在
 キッコーマン<2801>が続伸している。同社は6月30日、10月1日納品分からたれ類及びみりん類を値上げすると発表しており、これらの採算改善を期待した買いが入っている。たれ類は約5~10%、みりん類は約4~11%値上げする。原材料価格や原油価格などが上昇しており、自社でのコスト削減努力だけでは吸収できない状況であることから値上げを判断したとしている。

■ENECHANGE <4169>  1,290円  -247 円 (-16.1%)  11:30現在
 30日に発表した「東証が信用規制を強化」が売り材料。
 東証と日証金が7月1日売買分から信用取引に関する臨時措置を強化する。

■ダイセキ <9793>  3,580円  -660 円 (-15.6%)  11:30現在  東証プライム 下落率トップ
 30日に決算を発表。「上期経常を一転7%減益に下方修正、通期も減額」が嫌気された。
 ダイセキ <9793> [東証P] が6月30日大引け後(15:00)に決算を発表。23年2月期第1四半期(3-5月)の連結経常利益は前年同期比4.3%増の32.8億円に伸びた。しかしながら、併せて3-8月期(上期)の同利益を従来予想の70.2億円→64.2億円(前年同期は69億円)に8.5%下方修正し、一転して7.0%減益見通しとなった。
  ⇒⇒ダイセキの詳しい業績推移表を見る

■良品計画 <7453>  1,230円  -153 円 (-11.1%)  11:30現在  東証プライム 下落率3位
 良品計画<7453>が急落。6月30日の取引終了後、22年8月期の連結業績予想について、営業利益を380億円から260億円(前期比38.7%減)へ、純利益を270億円から200億円(同41.0%減)へ下方修正したことが嫌気されている。国内で無印良品週間を実施したことにより、既存店売上高が前年並みを確保し、売上高は4700億円(同3.6%増)の従来見通しを据え置いた。ただ、価格プロモーションによる値引き強化や衣服・雑貨の販売苦戦に伴う値下げ処分、急激な円安に伴う為替影響、物流コスト上昇圧力に伴う物流費の悪化などが利益を圧迫した。

■三井物産 <8031>  2,829.5円  -165 円 (-5.5%)  11:30現在
 三井物産<8031>と三菱商事<8058>がともに大幅安となっている。複数のメディアでロシアのプーチン大統領が6月30日、「サハリン2」の運営をロシア側が新たに設立する法人に移管し、現在の運営会社の資産を無償譲渡するよう命じる大統領令に署名したと報じられており、権益を有する両社に売りが出ているようだ。現在のサハリン2の運営主体であるサハリン・エナジー・インベストメント社には、ロシア国営ガス会社であるガスプロムが50%、英シェルが27.5%、三井物が12.5%、三菱商が10%を出資している。新たな運営会社にはサハリン・エナジーから、全ての資産や従業員、権利関係を引き継がせるとしているほか、外国企業が参加するのを引き続き認めるかどうかの決定権を持つとしており、両社は今後、運営の枠組みから外される可能性が生じている。

■レーザーテック <6920>  15,480円  -670 円 (-4.2%)  11:30現在
 レーザーテック<6920>は売り優勢、1万6000円大台を割り込んだ水準で売り買いを交錯させている。全上場企業の中で連日にわたり売買代金首位をキープするなど、引き続き投資家の注目度が高い。株価は米半導体株安の影響もあって上値が重いが、今年の大発会につけた上場来高値3万6090円から時価はほぼ2万円強の下落をみせており、値ごろ感から買い向かう動きも観測される。前日の米国株市場ではフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が4日続落しており向かい風が強いものの、同社株は前週末時点で信用買い残が減少に転じており、需給面の改善が株価にはポジティブ要因となる。

■西武ホールディングス <9024>  1,424円  -4 円 (-0.3%)  11:30現在
 西武ホールディングス<9024>はしっかり。6月30日の取引終了後、連結子会社西武リアルティソリューションズが保有する固定資産を譲渡するのに伴い、23年3月期の連結業績に譲渡益約800億円を計上する見込みだと発表しており、これが好感されている。中期経営計画に基づく経営改革の一環として「アセットライト」をテーマにビジネスモデルの変革を進め、ホテル・レジャー事業の中長期的成長を図るためとしている。

■アディッシュ <7093>  1,320円  +300 円 (+29.4%) ストップ高   11:30現在
 アディッシュ<7093>がストップ高まで買われ、年初来高値を更新した。同社は6月30日、TikTok公認MCN(マルチチャンネルネットワーク)であるセレス<3696>子会社のstudio15と事業連携を開始したと発表しており、これが材料視されているようだ。同社はstudio15に、「TikTok動画の監視・モニタリング」や「誹謗中傷、公序良俗に反するコメントの検知」、「TikTokプロモーション施策効果の分析」などの業務を提供し、TikTokプロモーションにおけるリスクマネジメント強化を支援するとしている。

■リファバスG <7375>  1,544円  +284 円 (+22.5%) 一時ストップ高   11:30現在
 リファインバースグループ<7375>は寄り付き大口の買い注文にカイ気配のまま水準を切り上げる展開。同社は産業廃棄物処理や再生樹脂製造などを手掛けるが、前日取引終了後に豊田通商<8015>に対し、エアバッグリサイクル技術のベトナムにおけるライセンスを供与することに基本合意したことを発表、これを材料視する買いを呼び込んでいる。リファバスGが独自開発したマテリアルリサイクル技術を、ベトナムにおいて豊田通商の子会社にライセンス供与し、23年4月の生産開始を目指し準備を進めていく方針で、業容拡大に対する期待が投資資金の食指を動かした。

■アルテック <9972>  281円  +35 円 (+14.2%)  11:30現在
 アルテック<9972>が続急騰している。6月30日の取引終了後、上限を87万株(発行済み株数の6.03%)、または2億円とする自社株買いを実施すると発表したことが好感されている。取得期間は7月1日から8月31日までで、株主還元の強化と資本効率の向上を図ることが目的としている。同時に第2四半期累計(21年12月~22年5月)連結決算を発表しており、会計基準の変更に伴い前年同期との比較はないものの、売上高79億3200万円、営業利益4億1800万円、純利益2億9300万円となった。前年同期は新型コロナウイルス感染症の流行に伴う活動制限の影響により一部の取扱商品に検収遅延が発生していたが、今期はミネラルウォーター製造ラインやガラス強化炉装置などの検収が完了し、主力の商社事業の収益を押し上げた。なお、22年11月期通期業績予想は、売上高160億円、営業利益5億円、純利益4億円の従来見通しを据え置いている。

■デジタルプラス <3691>  795円  +83 円 (+11.7%)  11:30現在
 デジタルプラス<3691>は急騰。6月30日の取引終了後、上限を10万株(発行済み株数の2.7%)、または1億円とする自社株買いを実施すると発表したことが好感されている。取得期間は7月1日から29日までで、資本効率の向上を通じた株主への利益還元、M&Aにおける活用及び経営環境に応じた機動的な資本政策の遂行が目的。あわせて22年9月末時点の株主から株主優待制度を新設すると発表した。9月末時点で2単元(200株)以上を保有する株主を対象に、同社サービスのデジタルギフトを贈呈する。また、23年9月期以降は、長期保有の株主に対する株主優待制度も検討する予定としている。

■テクノアルファ <3089>  1,184円  +114 円 (+10.7%)  11:30現在
 30日に決算を発表。「上期経常が2倍増益で着地・3-5月期も2.1倍増益」が好感された。
 テクノアルファ <3089> [東証S] が6月30日大引け後(15:00)に決算を発表。22年11月期第2四半期累計(21年12月-22年5月)の連結経常利益は前年同期比2.0倍の1.6億円に急拡大した。
  ⇒⇒テクノアルファの詳しい業績推移表を見る

●ストップ高銘柄
 ホーブ <1382>  1,612円  +300 円 (+22.9%) ストップ高   11:30現在
 コーアツ工業 <1743>  6,100円  +1,000 円 (+19.6%) ストップ高買い気配   11:30現在
 など、3銘柄

●ストップ安銘柄
 三共生興 <8018>  535円  -100 円 (-15.8%) ストップ安   11:30現在
 以上、1銘柄

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