【特集】決算プラス・インパクト銘柄 【東証プライム】 … ヤーマン、ラクーンＨＤ、西松屋チェ　(6月10日～16日発表分)

―決算で買われた銘柄！ 上昇率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「プラス・インパクト」となった可能性のある東証プライムの銘柄である。株価が決算発表前日の水準から17日大引け現在、水準を切り上げている銘柄を上昇率の大きい順にランキングした。

★No.1　鳥貴族ＨＤ <3193>
　22年7月期第3四半期累計(21年8月-22年4月)の連結経常損益は18.1億円の黒字(前年同期は20.2億円の赤字)に浮上して着地した。

★No.2　ヤーマン <6630>
　22年4月期の連結経常利益は前の期比32.1％増の80.6億円に拡大し、23年4月期も前期比19.1％増の96億円に伸びを見込み、3期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。

★No.3　グッドコムＡ <3475>
　22年10月期第2四半期累計(21年11月-22年4月)の連結経常利益は前年同期比53.0％増の31億円に拡大し、通期計画の34.1億円に対する進捗率は90.8％に達し、5年平均の46.5％も上回った。

■決算プラス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　上昇率 　発表日　決算期　経常変化率

<3193> 鳥貴族ＨＤ 　　東Ｐ 　 +14.46 　　6/10　　　3Q　　　　黒転
<6630> ヤーマン 　　　東Ｐ 　 +10.25 　　6/14　本決算　　　 19.06
<3475> グッドコムＡ 　東Ｐ　　 +6.76 　　6/13　　上期　　　 52.98
<3031> ラクーンＨＤ 　東Ｐ　　 +4.13 　　6/10　本決算　　　 14.54
<6905> コーセル 　　　東Ｐ　　 +3.32 　　6/15　本決算　　　 10.66

<4441> トビラシステ 　東Ｐ　　 +3.16 　　6/10　　上期　　　 -5.24
<8142> トーホー 　　　東Ｐ　　 +1.37 　　6/10　　　1Q　　　　黒転
<7545> 西松屋チェ 　　東Ｐ　　 +0.71 　　6/16　　　1Q　　　　8.65

※上昇率は「決算発表前日の終値を基準とした17日大引け株価の変化率」。上昇率、経常変化率は「％」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。

株探ニュース