【市況】伊藤智洋が読む「日経平均株価・短期シナリオ」　(6月10日記）

　日経平均株価は、昨晩のNYダウが大幅安となった流れを映して、寄り付き値が下放れて始まる公算です。

　この下げは、昨日の高値2万8389円付近が戻り高値になる可能性を示唆しています。

　2万8389円が戻り高値となって、目先、すぐに勢いの強い下げの流れへ入るなら、寄り付き後、すぐに下降を開始して2万7600円程度まで下げる展開になると考えられます。

　目先、2万8389円前後での上値の重さを確認する作業になるなら、寄り付き後の価格が下げても、2万7800円程度で下値を支えられて、引けにかけて値を戻す動きになる公算です。

情報提供：パワートレンド＝伊藤智洋のPower Trend

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【伊藤智洋　プロフィール】
1996年に投資情報サービス設立。メールマガジン、株価、商品、為替の市況をネット上で配信中。最新刊「勝ち続ける投資家になるための 株価予測の技術[決定版]」(日本実業出版社)、「儲かる! 相場の教科書 ローソク足チャート 究極の読み方・使い方」(日本実業出版社)など著書多数。

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