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【市況】株価指数先物【昼のコメント】 2万8000円を中心とした2万7875円~2万8125円のレンジが意識されやすい


 日経225先物は11時30分時点、前日比110円高の2万8020円(+0.39%)前後で推移。寄り付きは2万7970円と、シカゴ日経平均先物清算値(2万8025円)にサヤ寄せする格好から買い先行で始まった。その後は利食いが強まり、一時2万7860円と下落に転じた。ただし、積極的に売り込む動きにはならず、早い段階でショートカバーに向かわせる格好から、前場半ばには2万8000円を回復。狭いレンジ内で強弱感が対立するなか、前引けにかけて2万8070円まで買われる場面も見られた。

 日経225先物は寄り付き後に下落に転じたものの、オプション権利行使価格の2万7875円水準での底堅さが見られ、2万8000円を中心とした上下の権利行使価格である2万7875円~2万8125円のレンジが意識されやすいところだろう。ただし、グローベックスの米株先物は、NYダウが170ドル、ナスダック100先物は100ポイント近く下落して推移しているため、底堅さは意識されるものの、上値追いの動きも慎重にさせそうだ。

 なお、NT倍率は先物中心限月で一時14.35倍に下落した。支持線として意識される5日移動平均線水準まで下げたことで、NTロングの巻き戻しは一巡したと見られ、改めてNTロングのポジションを組成する動きがありそうだ。

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