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【市況】富田隆弥の【CHART CLUB】 「日米市場ともにリバウンド入り」

株式評論家 富田隆弥

日経平均株価は25日移動平均線や75日線のある2万6700円近辺でもみ合っている。もみ合いであるから、ここからの放れが一つのポイントになる。日足チャートは年初からの下げ基調に変わりはないものの、カギを握る米国株が5月20日安値から反発しており、日経平均株価は上放れてリバウンドに転じてもおかしくない。

NYダウは90年ぶりとなる8週連続の下落(5月第3週)を記録したが、チャートは年初から下落幅4600~4800ドルの二段下げ(N波)を達成。ナスダックは昨年11月22日の最高値(1万6212ポイント)から26週目(基本数値の変化日)の5月20日に1万1035ポイントの安値を打ち、1万1000ポイント台で下値固めの動きを見せていた。そして、5月26日は上昇でスタートした。

◆日米ともにチャート好転には週足の52週移動平均線を抜かなければならず、先行きにまだ警戒は必要だが、相場は下げ過程の中でも上げ下げするもの。ナスダックの1万1000ポイント割れには要注意だが、それがなければ52週線に近づくようなリバウンドも想定される。ちなみに、現在の52週線が位置する水準は、日経平均株価が約2万8040円、NYダウは同3万4690ドル、ナスダックが同1万4330ポイント処である。

◆長引く下落で市場には「売り」が溜まっている。リバウンドになるなら買い戻し(ショートカバー)を交えて上昇に弾みがつく可能性もある。タイムスケジュールは6月10日のメジャーSQ(先物・オプション決済日)と15日のFOMC(連邦公開市場委員会)がポイント。まずは6月前半までのリバウンドを想定しておきたい。

(5月26日 記、毎週土曜日に更新)

情報提供:富田隆弥のチャートクラブ

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