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【材料】ファーマフーズ---アラジンテクノロジーを用いた「抗PAD2抗体」が特許査定通知を受領

ファーマF <日足> 「株探」多機能チャートより

ファーマフーズ<2929>は16日、独自のニワトリ由来抗体作製技術「アラジンテクノロジー」を用いて開発した「抗PAD2抗体」が、2022年4月26日、日本における特許査定通知を受領したことを発表。

「PAD」は生体内に5種類が存在しており、特に「PAD2」は、自己免疫疾患の中で代表的な疾患である「関節リウマチ」や「多発性硬化症」の炎症過程に深く関わることが知られている。現在「関節リウマチ」を中心とした自己免疫疾患治療薬市場は、5兆円以上の規模となっており、多くの患者が存在するとしている。

今回の特許査定に係る発明は「抗PAD2抗体」を広く保護する物質特許のため、同特許査定は、「抗PAD2抗体」の製造、開発及び販売が独占可能となる。そのため、今後のライセンスアウトに関する交渉に同社は自信をもっているようだ。

日本以外では、現在4カ国(米国、カナダ、欧州、中国)において出願中となっており、「PAD2」を標的とする創薬プロジェクトの知的財産権の強化を図っている。

同社は、今後、自己免疫疾患領域における抗PAD2抗体の実用化を目指し、さらなる研究開発及びライセンスアウト候補先との交渉を継続していくとしている。

《SI》

 提供:フィスコ

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