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【材料】村田製は米アップル株の反発好感し続伸、今期業績は上振れ余地も

 村田製作所<6981>は続伸。株価は5月の大型連休谷間の2日にマドを開けて買われた後、中段で売り物をこなしもみ合っていたが、足もとはやや買い優勢に傾いている。

 ここ米国株市場ではアップル<AAPL>が、中国の景気減速やサプライチェーンリスクなどを背景にiPhone販売の先行き不透明感から売られていたが、前週末は売り飽き気分が台頭し3%超の反発をみせた。村田製は積層セラミックコンデンサーなどで世界トップシェアを誇り、アップルの国内最大のサプライヤーに位置づけられるが、目先アップル株が底入れの兆しをみせたことが追い風材料となっている。同社の業績は23年3月期営業利益が4400億円と前期比4%増益見通しにあるが、想定為替レートを1ドル=120円で設定していることから、上振れ余地も意識されている。

出所:MINKABU PRESS

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