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【材料】ドアダッシュが決算受け時間外で8%上昇=米国株個別

 フード・デリバリーサービスのドアダッシュ<DASH>が引け後に1-3月期決算(第1四半期)を発表し、売上高が予想を上回ったほか、マーケットプレイスでの受注額も予想を上回った。経済再開で屋外での食事も再開されているものの、オンライン注文の利便性に対する顧客の需要が衰えていないことを示している。

 同社は第1四半期に新規顧客を2021年以来で最も多く獲得し、同社の定期購入サービス「ダッシュ・パス」の会員数を過去最高水準に押し上げた。「ダッシュ・パス」の利用者の増加は、注文頻度を過去最高への押し上げにも貢献。同会員制サービスは、顧客維持率を高め、バスケットサイズを拡大する方法として支持を集めている。加入者数は2021年末時点で1000万人を超えた。

 一方、インフレ、金利上昇、労働力不足、ガソリン価格などの要因による著しい不確実性があるとも述べている。

 決算を受け時間外で株価は8%上昇。

(1-3月・第1四半期)
・1株損益:-0.48ドル(予想:-0.42ドル)
・売上高:14.6億ドル(予想:13.8億ドル)
・EBITDA(調整後):0.54億ドル(予想:0.40億ドル)
・FCF:-0.91億ドル(予想:+0.11億ドル)
・受注件数:4.04億件(予想:3.94億件)
・マーケットプレイス受注額:123.5億ドル(予想:116.8億ドル)

(4-6月・第2四半期見通し)
・EBITDA(調整後):0~1億ドル(予想:0.82億ドル)
・マーケットプレイス受注額:121~125億ドル(予想:121.1億ドル)

(通期見通し)
・EBITDA(調整後):0~5億ドル(予想:4.52億ドル)
・マーケットプレイス受注額:490~510億ドル(従来:480~500億ドル)(予想:495億ドル)

(NY時間17:16)時間外
ドアダッシュ<DASH> 79.60(+6.45 +8.82%)

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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