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【材料】サインポスト---22年2月期増収、コンサルティング事業の売上高が堅調に推移

サインポスト <日足> 「株探」多機能チャートより

サインポスト<3996>は14日、2022年2月期決算を発表した。売上高が前期比4.0%増の21.19億円、営業損失が3.78億円(前期は5.96億円の損失)、経常損失が3.82億円(同6.11億円の損失)、当期純損失が2.91億円(同7.86億円の損失)となった。

コンサルティング事業の売上高は前期比4.3%増の20.03億円、セグメント利益は同11.2%減の3.44億円となった。基幹システムの更改・統合のプロジェクトマネジメント支援やIT部門のプロジェクト推進の支援業務が増加した。また、既存業務の増員要請に対して、主に中途採用による増員等で応えてきた。新設部門においては、主に第3四半期以降、保険業界や新設銀行等の新規得意先の増加や既存得意先からの受注の増加等があった一方で、期初から要員を厚くしたことで費用が膨らんだ。

ソリューション事業の売上高は前期比11.3%減の0.99億円、セグメント損失は0.61億円(前期は1.18億円の損失)となった。ITシステムの構築及び投資に関するアドバイザリー業務のほか、業務改善ソリューションの開発を完了し、月次サービスとして提供を開始した。一方で、減収影響による売上総利益の減少があった。

イノベーション事業の売上高は前期比355.5%増の0.16億円、セグメント損失は3.28億円(前期は5.98億円の損失)となった。ワンダーレジ、ワンダーレジ-BOOK及びEZレジの設置や販売が増加した。また、得意先金融機関から、人追跡技術を活用した店舗内の動線や混雑状況を可視化するソリューションの開発と技術検証業務を受託した。加えて、TTG-SENSE等の無人決済システムの設置が増加したことで、ロイヤリティの受け取りが増加した。研究開発活動については、ワンダーレジ-BOOKとEZレジの開発、ワンダーレジ等の運用に関するシステムの開発及び改良に取り組んだ。

2023年2月期通期の業績予想については、売上高が28.93億円、営業利益が0.26億円、経常利益が0.22億円、当期純利益が0.16億円を見込んでいる。

《ST》

 提供:フィスコ

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