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【材料】ベッド・バスが決算受け下落 今回は何も良いところはないとのコメントも=米国株個別

 日用品のベッド・バス&ビヨンド<BBBY>が下落。取引開始前に12-2月期決算(第4四半期)を発表し、既存店売上高が予想以上の減収だったほか、1株損益が予想外の赤字、そして、売上高も予想を下回った。

 同社は声明で「自社ブランド、価格設定、プロモ―ション最適化に伴う製品関連のマージン拡大は、サプライチェーンのコスト上昇により相殺された」としている。「輸送中の商品、販売できない商品、港で保管されている商品が特に、主要商品で異常に高い状態が続いた」とも述べた。

 アナリストからは「今回の決算は何も良いところはない」とのコメントも出ていた。

 通期については、粗利益率は下期に改善し、前年比で小幅な上昇を見込んでいるほか、サプライチェーンの状況改善により、既存店売上高が上期から順次改善するとの見方を示した。下期は、既存店売上高および粗利益率の予想に基づき、前年度よりも高い水準のEBITDAを見込んでいるとしている。

(12-2月・第4四半期)
・既存店売上高:-12%(予想:-8.25%)
  バーナー:-15%
・1株損益(調整後):-0.92ドル(予想:+0.13ドル)
・売上高:20.5億ドル(予想:20.8億ドル)
・粗利益率(調整後):28.8%(予想:32.9%)
・EBITDA(調整後):-0.3億ドル(予想:+0.9億ドル)

(NY時間10:51)
ベッド・バス<BBBY> 16.78(-1.19 -6.62%)

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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