
マザーズ指数 <日足> 「株探」多機能チャートより
マザーズ市場の戻り足が顕著となっている。マザーズ指数は30ポイントを超える上昇で700を上回ったが、マザーズ市場の時価総額上位銘柄が大きく株価水準を切り上げていることが指数に押し上げ効果をもたらしている。マザーズ時価増額トップのメルカリ<
4385>が一時9%高に買われたほか、ビジョナル<
4194>、フリー<
4478>、プラスアルファ・コンサルティング<
4071>、Appier Group<
4180>などが軒並み値を飛ばしている。足もとでは原油などコモディティ価格が反動安に転じるなか、逆にここまで売り込まれていた株式が世界的に買い戻されるアンワインドの動きが鮮明化している。東証1部に先駆して下値を模索していたマザーズ市場は短期的にはリバウンド余地が大きいとみられている。
出所:
MINKABU PRESS