【注目】★本日の【イチオシ決算】 レーサム、アズワン、ハウテレ (3月9日)
レーサム <日足> 「株探」多機能チャートより
1)本日(3月9日)引け後に発表された決算・業績修正
●イチオシ決算
【レーサム <8890> [JQ]】 ★今期経常を32%上方修正、配当も8円増額
◆22年3月期の連結経常利益を従来予想の74.5億円→98億円に31.5%上方修正。増益率が5.5倍→7.3倍に拡大する見通しとなった。主力の資産価値創造事業で大型物件を売却したことに加え、物件売却の利益率が想定より高水準だったことが要因。
業績好調に伴い、期末一括配当を従来計画の27円→35円(前期は4円)に増額修正した。配当利回りは4.35%に上昇。
●サプライズな決算発表・業績修正
アイホン <6718> ★今期経常を6%上方修正・最高益予想を上乗せ
◆22年3月期の連結経常利益を従来予想の53億円→56億円に5.7%上方修正。増益率が43.5%増→51.6%増に拡大し、従来の15期ぶりの過去最高益予想をさらに上乗せした。世界的な電子部品の需給逼迫で商品供給に遅延が生じ、売上高は計画を下回るものの、経費削減の進展が寄与し採算は改善する。
ハウテレ <7064> [東証M] ★今期経常は6.4倍増で3期ぶり最高益更新へ
◆22年1月期の経常損益(非連結)は4400万円の黒字(前の期は2億1800万円の赤字)に浮上して着地。続く23年1月期の同利益は前期比6.4倍の2億8000万円に急拡大し、3期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなった。今期は戦略的なマーケティング展開を通じ、新卒向け、中途向け就活サービスの顧客層の大幅な拡大を見込む。また、コストコントロールを継続することも増益につながる。
アズワン <7476> ★今期経常を7%上方修正、配当も13.5円増額
◆22年3月期の連結経常利益を従来予想の89.2億円→95.6億円に7.2%上方修正。減益率が12.5%減→6.2%減に縮小する見通しとなった。主力の研究・開発向けが官民ともに需要が伸びたほか、反動減を見込んでいた医療・介護向けも想定より底堅く推移したことが要因。販管費の抑制なども上振れに貢献する。
併せて、今期の年間配当を従来計画の127.5円→141円に増額修正した。
2)3月10日の決算発表銘柄(予定) ★は注目決算
■引け後発表
◆本決算:
<1928> 積水ハウス ★
<6184> 鎌倉新書
<6654> 不二電機
<7196> Casa
<8068> 菱洋エレク
<8142> トーホー
<8842> 楽天地
◆第1四半期決算:
<2375> ギグワークス [東2]
<4441> トビラシステ
<7640> トップカルチ
◆第2四半期決算:
<4599> ステムリム [東M]
<6387> サムコ
<7682> 浜木綿 [JQ]
<9262> シルバライフ
◆第3四半期決算:
<2751> テンポスHD [JQ]
<4026> 神島化 [東2]
合計16社
※「株探」では、株価、PER、利回りなどを併記した【決算発表・業績修正】銘柄一覧をご覧いただけます。
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