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【市況】株価指数先物【昼のコメント】 2万5000円割れで、いったんはリバランスの動き


 日経225先物は11時30分時点、前日比60円安の2万5150円(-0.23%)前後で推移。寄り付きは2万4850円と、シカゴ日経平均先物清算値(2万5030円)を大きく下回るギャップダウンから始まり、節目の2万5000円を割り込んだ。ただし、寄り付きを安値にショートカバーと見られる動きが強まり、前場半ばには一時2万5310円とプラスに転じる場面が見られた。ただし、短期的な買い戻し一巡後は前引けにかけて軟化しており、2万5100円水準での推移となっている。

 朝方のギャップダウンで2万5000円を割り込んだことで、いったんはリバランスの動きとなったようだ。現物市場ではファナック<6954>や東京エレクトロン<8035>などが買い戻される一方で、資源価格の高騰で買われていた出光興産<5019>、ENEOS <5020> 、住友金属鉱山<5713>、DOWAホールディングス<5714>などが利食いに押されている。ただし、2万5000円割れのタイミングによるリバランスと見られ、この動きが強まるかは2万5000円水準で底堅さを見せられるかがポイントになりそうだ。

 NT倍率は先物中心限月で一時14.07倍と横ばいで推移。一時14.01倍まで低下した後は、リバランスの動きから14.13倍に上昇する場面が見られた。

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