市場ニュース

戻る
 

【注目】本日注目すべき【好決算】銘柄 アルチザ、ファーマF、Rフィールド (3日大引け後 発表分)

アルチザ <日足> 「株探」多機能チャートより

 3日の大引け後に決算を発表した銘柄のなかから、業績好調や配当増額など市場で評価される可能性の高い銘柄を取り上げた。

 アルチザ <6778> [東証2]  ★今期経常を57%上方修正・21期ぶり最高益更新へ
 ◆22年7月期の連結経常利益を従来予想の8.8億円→13.8億円に56.6%上方修正。増益率が6.9%増→67.4%増に拡大し、21期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなった。モバイルネットワークソリューションの国内向け販売でソフトウエア製品の占める割合が上昇し、採算が上向くことが上振れの要因となる。

 Rフィールド <2910>   ★今期経常を24%上方修正
 ◆22年4月期の連結経常利益を従来予想の14.9億円→18.5億円に24.1%上方修正。増益率が17.6%増→46.0%増に拡大する見通しとなった。新型コロナウイルス感染症の第5波収束に伴い、都心の百貨店を中心に来店客数が回復し、最盛期であるクリスマス・年末年始を中心に売上高が伸びたことが寄与。システムを活用した商品廃棄ロスの低減や従業員の適正配置なども上振れにつながる。なお、新変異株の感染拡大による年明け以降の客数減少やコスト上昇といったマイナス影響も加味した。

 ファーマF <2929>   ★上期経常を88%上方修正・最高益予想を上乗せ
 ◆22年7月期上期(21年8月-22年1月)の連結経常利益を従来予想の11.1億円→21億円に88.1%上方修正し、従来の16期ぶりの上期の過去最高益予想をさらに上乗せした。新商品のまつ毛美容液やロート製薬 <4527> との提携によって販売したアイケアサプリメント、連結化した明治薬品が開始した通信販売事業、ニューモ育毛剤の海外EC販売が売上高の増加に貢献した。商品ラインアップの拡充を背景に、より投資効率の高い商品へ広告投資を行ったことも奏功した。

 タカショー <7590>   ★今期経常は7%増で3期連続最高益更新へ
 ◆22年1月期の連結経常利益は前の期比32.8%増の15.3億円に拡大して着地。続く23年1月期も前期比7.1%増の16.3億円に伸び、3期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。今期は住宅着工数の増加や新しい生活様式の広がりを背景に、在宅時間が増加するなか、ガーデン・エクステリア需要の高まりが継続し、11.7%の増収を見込む。

 シルバライフ <9262>   ★上期経常を74%上方修正
 ◆22年7月期上期(21年8月-22年1月)の経常利益(非連結)を従来予想の2.2億円→3.8億円に73.6%上方修正。減益率が67.2%減→43.1%減に縮小する見通しとなった。製造委託商品の自社製造への切り替えや生産の効率化、工場機械化による人件費削減に加え、栃木工場の不動産取得税の発生が一部のみとなったことも上振れの要因になった。

株探ニュース

株探からのお知らせ

    日経平均