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【市況】株価指数先物【昼のコメント】 後場は上値抵抗の5日移動平均線を捉えてくるかに注目


 日経225先物は11時30分時点、前日比470円高の2万6690円(+1.79%)前後で推移。寄り付きは2万6550円とシカゴ日経平均先物清算値(2万6550円)にサヤ寄せする格好で、自律反発の買いが先行した。その後、2万6270円まで上げ幅を縮める場面があったものの、ナイトセッションの安値(2万6260円)を割り込まなかったことから買い戻された。さらに、昨年8月安値(2万6660円)水準での攻防を続けるなか、前引けにかけてこれを突破したことで、ショートカバーが一段と強まり、2万6700円を回復した。

 グローベックスの米株先物がプラス圏で推移しているほか、アップル<AAPL>が時間外で5%を超える上昇を見せたことから、週末の米国市場の反発への期待が買い戻しに向かわせている。また、信越化学工業<4063>など決算評価の動きも安心感につながっているようだ。

 日経225先物はランチタイムで2万6770円まで上げ幅を広げてきた。後場は上値抵抗線として意識されている5日移動平均線を捉えてくるかが注目されるところ。ただし、5日線に接近する局面では、戻り待ちのショートの商いが入りやすいと考えられる。

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