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【市況】株価指数先物【昼のコメント】 日中値幅は500円を超え、方向感の定まらない値動きに


 日経225先物は11時30分時点、前日比50円高の2万7570円(+0.18%)前後で推移。寄り付きは2万7490円とシカゴ日経平均先物清算値(2万7575円)を下回り、売り先行で始まった。その後は自律反発から上昇に転じると、2万7710円まで上げ幅を広げる場面が見られた。ただし、買い一巡後は再び下落に転じ、前場半ばには一時2万7190円まで下げ幅を広げ、前引けにかけては再度上昇に転じるといった方向感の定まらない値動きとなった。

 前場半ば辺りまでの値幅が500円を超えるなど荒い動きではあるものの、ひとまず2万7190円まで下落した後にプラス圏を回復してきており、ショートは振りづらくなったと見られる。グローベックスの米株先物は小幅ながらNYダウ先物、S&P500先物、ナスダック100先物ともにプラス圏で推移していることも、やや安心感につながりそうである。

 NT倍率は先物中心限月で14.31倍に上昇するなど、NTショートの巻き戻しの動きは継続しているようだ。ポジションを傾けづらい需給状況のなか、ヘッジを考慮したNTロングによるスプレッド狙いの動きが意識されよう。

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