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【注目】本日注目すべき【好決算】銘柄 タマホーム、ヒューリック、ウェルス (11日大引け後 発表分)

タマホーム <日足> 「株探」多機能チャートより

 11日の大引け後に決算を発表した銘柄のなかから、業績好調や配当増額など市場で評価される可能性の高い銘柄を取り上げた。

 タマホーム <1419>   ★今期経常を6%上方修正・最高益予想を上乗せ、配当も5円増額
 ◆22年5月期上期(6-11月)の連結経常利益は前年同期比48.5%増の62.4億円に拡大して着地。主力の注文住宅事業で戦略商品の地域限定商品などの受注が好調だったうえ、着工平準化施策が引き続き順調に進捗し、利益水準が大きく良化したことが寄与。リフォーム事業の拡大に加え、戸建分譲住宅やマンションの販売が伸びたことも大幅増益に貢献した。
  併せて、通期の同利益を従来予想の113億円→120億円に6.2%上方修正。増益率が1.9%増→8.2%増に拡大し、従来の4期連続での過去最高益予想をさらに上乗せした。
  業績好調に伴い、期末一括配当を従来計画の110円→115円(前期は100円)に増額修正した。

 ヒューリック <3003>   ★前期経常を8%上方修正・最高益予想を上乗せ、配当も1円増額
 ◆21年12月期の連結経常利益を従来予想の1000億円→1080億円に8.0%上方修正。増益率が4.6%増→12.9%増に拡大し、従来の10期連続での過去最高益予想をさらに上乗せした。良好な不動産市況を背景に、主力の賃貸事業が堅調に推移したことに加え、賃貸ポートフォリオの再構築を前倒しで実行し、物件売却が想定以上に順調に進んだことが寄与。有利子負債の増加を抑制したことも利益を押し上げた。
  業績好調に伴い、前期の年間配当を従来計画の38円→39円(前の期は36円)に増額修正した。

 進和 <7607>   ★9-11月期(1Q)経常は88%増益で着地
 ◆22年8月期第1四半期(9-11月)の連結経常利益は前年同期比88.4%増の12.6億円に拡大して着地。中国の半導体・エレクトロニクスデバイスメーカー向けに自社製品の精密塗布装置の売り上げが大きく伸びたほか、日系自動車部品メーカー向け溶接設備・材料などの販売も増加し、32.4%の大幅増収を達成したことが寄与。

 ウェルス <3772> [東証2]  ★今期売上を42%上方修正・最高予想を上乗せ
 ◆22年3月期の連結売上高を従来予想の190億円→270億円に42.1%上方修正。増収率が3.6倍→5.1倍に拡大し、従来の2期ぶりの過去最高予想をさらに上乗せした。「京都東山 Banyan Tree」ホテル開発プロジェクトにおける不動産信託受益権を売却することが上振れの主因。一方、ホテル運営事業の経営環境に不確実性が認められることを踏まえ、営業利益以下の各利益は据え置いた。

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