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【注目】本日注目すべき【好決算】銘柄 エスクロAJ、メディア工房、ミダックHD (7日大引け後 発表分)

エスクロAJ <日足> 「株探」多機能チャートより

 7日の大引け後に決算を発表した銘柄のなかから、業績好調や配当増額など市場で評価される可能性の高い銘柄を取り上げた。

 エスクロAJ <6093>   ★3-11月期(3Q累計)経常は24%増益・通期計画を超過
 ◆22年2月期第3四半期累計(3-11月)の連結経常利益は前年同期比23.8%増の5億7200万円に伸びて着地。不動産オークション事業で新型コロナウイルス感染拡大の影響が緩和され、大型案件を含めたオークションによる決済件数が増加したことが寄与。BPO事業で金融機関向けの業務受託サービスなどが伸びたことも大幅増益に貢献した。
  通期計画の5億0200万円をすでに上回っており、業績上振れが期待される。

 買取王国 <3181> [JQ]  ★今期経常を一転10%増益に上方修正
 ◆22年2月期の経常利益(非連結)を従来予想の1億0100万円→1億6000万円に58.4%上方修正。従来の30.3%減益予想から一転して10.3%増益見通しとなった。店舗シフトの見直しによる労働時間の適正化で人件費が想定を大きく下回ることに加え、広告宣伝費の減少なども寄与し、採算が大きく改善する。

 メディア工房 <3815> [東証M]  ★9-11月期(1Q)経常は12倍増益で着地
 ◆22年8月期第1四半期(9-11月)の連結経常利益は前年同期比12倍の6000万円に急拡大して着地。既存占いコンテンツの運用強化や自社メディアからの送客が奏功し、デジタルコンテンツ事業の収益が大きく伸びた。人員減少による労務費の減少に加え、One to One事業の伸長も利益拡大につながった。
  第1四半期実績だけで、通期計画の8000万円に対する進捗率は75.0%に達しており、業績上振れが期待される。

 エクスM <4394> [東証M]  ★今期経常は38%増で3期ぶり最高益更新へ
 ◆21年11月期の経常利益(非連結)は前の期比45.0%増の1億4500万円に伸びて着地。続く22年11月期も前期比37.9%増の2億円に拡大し、3期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなった。今期はコンサルティング事業で自動車電動化や自動運転をはじめとするCASE領域での受注拡大を目指す。また、本格的な販売促進フェーズに移行する実践型ナレッジ提供サービス「Eureka Box」も収益拡大に寄与する見通し。

 ミダックHD <6564>   ★今期配当を2.5円増額修正
 ◆22年3月期の期末一括配当を従来計画の2.5円→5円(前期は1→2の株式分割前で5円)に大幅増額修正した。従来計画の普通配当2.5円に、創業70周年記念配当2.5円を上積みする。また、22年3月末に500株以上を保有する株主に対し、記念品として「ミダックオリジナルミニカー」を贈呈する。
  併せて、100万株の公募増資とオーバーアロットメントによる売り出しに伴う上限10万株の第三者割当増資を実施すると発表。

 協和コンサル <9647> [JQ]  ★前期経常を一転46%増益に上方修正
 ◆21年11月期の連結経常利益を従来予想の3.1億円→4.6億円に49.4%上方修正。従来の2.5%減益予想から一転して45.6%増益見通しとなった。売上高が計画を上回ったことに加え、コロナ禍での旅費交通費の大幅圧縮やコスト削減を進めたことが上振れの要因。

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