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【注目】話題株ピックアップ【昼刊】:MDV、マルマエ、神戸物産

マルマエ <日足> 「株探」多機能チャートより
■フィナHD <4419>  990円  +150 円 (+17.9%) ストップ高   11:30現在
 Finatextホールディングス<4419>がストップ高。同社は22日に東証マザーズに新規上場したが、初値は公開価格1290円を23.3%下回る990円だった。その後、ストップ安となる840円まで売り込まれて上場初日の取引を終えた。上場2日目のこの日は一転、買い人気となり値幅制限いっぱいの990円に値を上げている。株価は公開価格を大きく下回った水準にあることから、値頃感からの買いが入った様子だ。同社は証券・保険ビジネス向けクラウド基幹システムの提供などを手掛けている。上場時の資金吸収額は約230億円と大きく、今期業績は赤字予想であることなどが初値低迷の要因となった様子だ。市場では今後、公開価格を目指して値を上げることができるかが注目されている。

■MDV <3902>  1,220円  +95 円 (+8.4%)  11:30現在  東証1部 上昇率6位
 メディカル・データ・ビジョン<3902>が続急伸。22日の取引終了後、発行済み株式数(自社株を除く)の2.05%にあたる80万株または10億円を上限に自社株買いを実施すると発表しており、株主還元策の強化を好感する買いが入っている。買い付け期間はきょうから22年6月30日までを予定している。同時に、SBIホールディングス<8473>が更なる連携強化を目的に同社株式を追加取得することも明らかにした。追加取得後の議決権比率は25.0%となる見込みだ。これに絡み、SBI損害保険と業務提携に関する基本合意書を締結したと発表。診療データを活用した保険商品の開発に着手するとしている。

■マルマエ <6264>  3,120円  +180 円 (+6.1%)  11:30現在  東証1部 上昇率10位
 マルマエ<6264>が大幅続伸。フシ目の3000円大台を回復、11月19日につけた上場来高値3360円も視界に入ってきた。半導体製造装置用などの精密部品加工を手掛けており、大手半導体メーカーの増産投資が活発化するなか、収益面の追い風が強い。業績は飛躍期に突入しており、22年8月期は営業利益段階で18億円(前期実績は12億700万円)と18年8月期に達成した過去最高利益を大幅に更新する見通しにある。今月28日に今期第1クオーターにあたる21年9~11月期決算を発表する予定にあり、好決算先取りの買いを誘導している。

■アイネス <9742>  1,497円  +73 円 (+5.1%)  11:30現在
 アイネス<9742>が大幅反発。22日の取引終了後、発行済み株式数(自社株を除く)の6.8%にあたる150万株または20億円を上限に自社株買いを実施すると発表。需給改善や株式価値の向上といった株主還元が好感されたほか、株価浮揚策としてもポジティブに受け止められているようだ。買い付け期間はきょうから22年3月31日までとしている。

■東急不HD <3289>  644円  +31 円 (+5.1%)  11:30現在
 東急不動産ホールディングス<3289>が3日続伸。22日の取引終了後、連結子会社である東急ハンズの発行済み株式の全部と、東急ハンズに対して同社が有する貸付債権をカインズ(埼玉県本庄市)に譲渡すると発表しており、これが好感されているようだ。譲渡実行日は2022年3月31日の予定。なお会社側では、これに伴い22年3月期に特別利益を計上する見込みにあるものの、連結業績予想の変更はないとしている。

■NECネッツエスアイ <1973>  1,829円  +74 円 (+4.2%)  11:30現在
 NECネッツエスアイ<1973>は反発。同社はきょう午前10時に、米ズーム・ビデオ・コミュニケーションズ<ZM>の音声クラウドサービス「Zoom Phone」の企業向けサービスに、NESICの運用サービスを加え、スモールスタートに適した独自のサービス「中規模提供モデル」の提供を開始すると発表した。「中規模提供モデル」は従来よりも契約の最小単位を引き下げ、30ライセンスから提供が可能。これにより、中小規模の事業者への提供や部門単位での導入など、より幅広い顧客ニーズに応えることができ、テレワークの推進や業務効率化の支援が図られるとした。

■MSOL <7033>  3,010円  +109 円 (+3.8%)  11:30現在
 マネジメントソリューションズ<7033>は続伸。同社は22日取引終了後、米国に100%子会社(デラウェア州)を22年2月に設立すると発表した。新会社はプロジェクトマネジメントコンサルティング、及びプロジェクトマネジメントソフトウェアの販売を行う。これまでの事業展開において培われたノウハウと経験を新たな市場において生かすとしている。

■神戸物産 <3038>  4,020円  +145 円 (+3.7%)  11:30現在
 神戸物産<3038>が4日ぶりに反発している。22日の取引終了後に発表した11月度の単体業績は、売上高332億4800万円(前年同月比19.2%増)、営業利益22億2000万円(同18.4%増)となり、これを好感する買いが入っている。業務スーパーの店舗数が945店舗と前年同期比55店舗増加したほか、引き続きテレビ番組をはじめとする各種メディアやSNSなどの影響で既存店売上高も10.3%増と2ケタの伸びをみせた。また、商品別では冷凍果物や冷凍野菜、冷凍デザート類などの好調が継続したとしている。

■日本ピラー工業 <6490>  3,380円  +105 円 (+3.2%)  11:30現在
 日本ピラー工業<6490>が3日続伸。岩井コスモ証券は22日、同社株の投資判断を新規「A」でカバレッジを開始した。目標株価は3700円とした。同社は半導体洗浄装置向け継手で世界シェアトップの総合流体シールメーカー。11月には22年3月期連結営業利益を80億円から100億円(前期比2.1倍)とする今期2度目の増額修正を発表。半導体洗浄装置向け継手を中心にフッ素樹脂製品「ピラフロン」などの受注・売り上げが好調に推移している。同証券では、今3月期の同利益は105億円と一段と増額修正され着地すると予想。23年3月期の同利益は118億円を見込んでいる。

■INPEX <1605>  1,024円  +29 円 (+2.9%)  11:30現在
 INPEX<1605>や石油資源開発<1662>が高い。22日の米原油先物相場はWTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)の2月限が前日比1.64ドル高の1バレル=72.76ドルと上昇した。米エネルギー情報局(EIA)が発表した週報で原油在庫が減少したことを好感する買いが入った。また、南アフリカの国立伝染病研究所(NICD)の科学者が、新型コロナウイルスの変異株「オミクロン株」について重症化リスクが限定的である可能性があると指摘したことも、原油需要の減少懸念を後退させる要因となった。

■コマツ <6301>  2,703円  +73.5 円 (+2.8%)  11:30現在
 コマツ<6301>、日立建機<6305>など建設機械株が買われている。コマツは前日まで2600円前後で推移し年初来安値近辺に位置していたが、足もと売り一巡感から切り返す兆しにある。前日の米国株市場では建機大手のキャタピラー<CAT>が買いを集めマドを開けて上昇した。資産運用大手のバーンスタインが、中国経済の回復を背景に建機需要が堅調となることを見込み、キャタピラーの投資判断を「中立」から「買い」に引き上げた。東京市場でも中国に展開を図っている大手建機メーカーにとって収益環境の追い風が意識され、株価を刺激する格好となっている。

■リクルート <6098>  6,884円  +184 円 (+2.8%)  11:30現在
 リクルートホールディングス<6098>が3連騰で上昇トレンド転換を鮮明としてきた。新型コロナウイルスの感染拡大は人材需要にも影響を及ぼしているが、同社が22日に発表した23年の採用に関する調査で、大学生などの採用が22年卒と比較して「増える」と回答した企業が「減る」と回答した企業を上回ったことが伝わり、株価の刺激材料となっている。同社は求人サイトのインディードを中心とするHRテック事業が好調で収益を押し上げており、22年3月期の営業利益は前期比倍増以上の水準となる3500~3800億円に急拡大する可能性が高いとみられている。

■建設技術研究所 <9621>  2,369円  +56 円 (+2.4%)  11:30現在
 建設技術研究所<9621>が高い。同社は22日取引終了後、21年12月期の年間配当予想を45円から60円(前期は45円)へ上方修正すると発表した。 直近の業績推移と経営環境を総合的に勘案し、利益還元の一層の充実を図るためとしている。

■フジクラ <5803>  554円  +12 円 (+2.2%)  11:30現在
 フジクラ<5803>は反発。同社は22日取引終了後、東京都江東区に所在する2カ所の土地と建物を譲渡し、22年3月期第3四半期に固定資産売却益として、約42億円を特別利益に計上する見込みであると発表した。現在は事務所や作業所として活用しているが、資産の効率的活用及び財務体質の改善を図るため、保有資産の見直しを行うとした。なお、譲渡先や譲渡価格は非公表としている。

■アニコムHD <8715>  807円  +11 円 (+1.4%)  11:30現在
 アニコム ホールディングス<8715>は4日続伸。同社は22日取引終了後、足もとの業績が堅調であることなどを理由に、未定としていた22年3月期の年間配当予想を2円50銭と開示した。前期の1円25銭との比較で倍増となる見通しであり、好感されている。来期以降については次期中期経営計画の中で、株主還元の段階的な引き上げを含めた基本方針を改めて盛り込んでいく予定としている。

■ウェッジHD <2388>  105円  +30 円 (+40.0%) ストップ高   11:30現在
 ウェッジホールディングス<2388>がストップ高に買われているほか、親会社の昭和ホールディングス<5103>も急騰している。22日の取引終了後、両社の持ち分法適用関連であるグループ・リースが、Jトラスト<8508>子会社のJトラストアジアにタイで提起された会社更生申立訴訟において、最高裁上告審が棄却され、グループ・リースが全面的かつ最終的に勝訴したと発表。これが好材料視されている。今後、グループ・リースと同社グループに生じた損害について、別途裁判などにおいて徹底して請求し、株主利益を追求するとしている。

■サイジニア <6031>  1,710円  +300 円 (+21.3%) ストップ高買い気配   11:30現在
 サイジニア<6031>がストップ高カイ気配。同社はネット上でビッグデータを活用したマーケティング支援ビジネスを展開し、22年6月期はトップラインの急速な伸びを背景に営業損益が2億7000万円の黒字と大幅改善する見通しにある。22日取引終了後、1月末現在の株主を対象に1株を2株にする株式分割を実施することを発表、これを材料視する形で投資資金を呼び込んでいる。同社の株価は11月下旬以降に下げ足を加速し、今月17日には1100円台まで売り込まれる場面があったが、その後は戻り足に転じていた。きょうは一気に底離れの動きを加速させている。

●ストップ高銘柄
 ディー・エル・イー <3686>  340円  +80 円 (+30.8%) ストップ高   11:30現在
 神栄 <3004>  1,113円  +150 円 (+15.6%) ストップ高買い気配   11:30現在
 YCP <9257>  761円  +100 円 (+15.1%) ストップ高   11:30現在
 など、6銘柄

●ストップ安銘柄
 なし

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