【材料】バイオジェンが「アデュヘルム」の卸売価格引き下げ=米国株個別
バイオジェン<BIIB>は日本のエーザイ<4523>と共同開発したアルツハイマー病治療薬「アデュヘルム(一般名アデュカヌマブ)」について、卸売価格を引き下げると発表した。
同社によると、来年1月から、米国でのアデュヘルム点滴静注100mgの卸売価格を50%引き下げる。保険が適用され、専門医療施設へのアクセスの確保がされれば、来年に米国で約5万人が治療開始できる可能性があるという。
同社はまた、22年の一連のコスト削減策を実施し、多発性硬化症のジェネリック医薬品の継続的参入と、アデュヘルムの取り込みの遅れによって影響を受けると予想される収益との調整を改善すると発表した。コスト削減策により、年間で約5億ドルの節約が見込まれるという。その大部分は2022年に実現されるとしている。
バイオジェンの株価は小幅高。
(NY時間09:36)
バイオジェン<BIIB> 238.29(+0.86 +0.36%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
同社によると、来年1月から、米国でのアデュヘルム点滴静注100mgの卸売価格を50%引き下げる。保険が適用され、専門医療施設へのアクセスの確保がされれば、来年に米国で約5万人が治療開始できる可能性があるという。
同社はまた、22年の一連のコスト削減策を実施し、多発性硬化症のジェネリック医薬品の継続的参入と、アデュヘルムの取り込みの遅れによって影響を受けると予想される収益との調整を改善すると発表した。コスト削減策により、年間で約5億ドルの節約が見込まれるという。その大部分は2022年に実現されるとしている。
バイオジェンの株価は小幅高。
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MINKABU PRESS編集部 野沢卓美