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【市況】アジア株 香港株は1年3カ月ぶり安値、米中対立懸念再燃 米政権が24社以上の中国企業をエンティティリストに追加へ

アジア株 香港株は1年3カ月ぶり安値、米中対立懸念再燃 米政権が24社以上の中国企業をエンティティリストに追加へ

東京時間14:01現在
香港ハンセン指数   23269.63(-151.13 -0.65%)
中国上海総合指数  3657.85(+10.22 +0.28%)
台湾加権指数     17750.78(+90.68 +0.51%)
韓国総合株価指数  2996.92(+7.53 +0.25%)
豪ASX200指数    7299.00(-28.08 -0.38%)
インドSENSEX30種  57995.05(+207.02 +0.36%)

アジア株は高安まちまち。前日の米株大幅高を好感して、台湾やインドは上昇している。

香港株は続落、昨年9月下旬以来の安値をつけている。バイデン米政権はきょうにも中国のバイオ企業やハイテク企業など24以上の中国企業をエンティティーリストに追加する見通しとされており、関連株が総じて下落している。JDドットコムは4.9%安、美団は4.1%安、ネットイースは2.7%安。アリババは2.6%下げている。
上海株は上昇も上値は重い。素材やエネルギー関連が上昇。一方、亜宝薬業集団や河南太龍薬業、華北製薬などヘルスケア関連は軒並み下落している。

豪州株は0.38%安。金属価格の下げが懸念されており、BHPビリトンなど素材関連が下落している。また、感染急拡大に対する懸念も高まっている。ニューサウスウェールズ州の新規感染者数が過去最多を更新した。同州で15日からほぼ全ての制限が撤廃されたことを受け、保健相は、来年1月にも1日当たり2万5000人の感染者が出る可能性があると警告、屋内でのマスク着用を呼び掛けている。

出所:MINKABU PRESS

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