【材料】JSBが急反騰、23年10月期を最終年度とする中計の目標数値を引き上げ
JSB <日足> 「株探」多機能チャートより
主力の不動産賃貸事業で、新型コロナウイルスの感染拡大に伴う学生や大学など教育機関の動向を考慮し、全国各エリアにおいて一定の入居率の低下を見込んでいた。しかし、賃貸入居需要の繁忙期である2~4月の入居状況は好調で、その後も底堅く推移したことに加えて、運営効率化によるコスト圧縮も想定以上に進んだことから目標数値を引き上げるという。
あわせて発表した22年10月期の業績予想は、売上高572億9000万円(前期比8.5%増)、営業利益58億8100万円(同10.2%増)、純利益38億1700万円(同17.4%増)となり、期末一括配当予想は前期比1円増の36円を見込むとしており、これも好材料視されている。
なお、同時に発表した21年10月期連結決算は、売上高527億8700万円(前の期比9.8%増)、営業利益53億3700万円(同23.0%増)、純利益32億5200万円(同17.8%増)だった。
出所:MINKABU PRESS