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【材料】大正薬HDが後場マイナスに転じる、医薬事業落ち込み上期は86%営業減益

大正薬HD <日足> 「株探」多機能チャートより
 大正製薬ホールディングス<4581>が後場マイナスに転じ年初来安値を更新。午後0時30分に発表した第2四半期累計(4~9月)連結決算が、売上高1301億6100万円(前年同期比10.8%減)、営業利益23億1300万円(同85.8%減)、純利益29億800万円(同74.3%減)と大幅減益となったことが嫌気されている。

 薬価改定や後発医薬品などの影響もあり、医薬事業が減収となったことに加えて、中外製薬<4519>との販売提携の終了に伴い4月10日をもって骨粗しょう症治療薬エディロールの販売を終了したことが響いた。

 22年3月期通期業績予想は、売上高2690億円(前期比4.6%減)、営業利益145億円(同27.4%減)、純利益105億円(同21.1%減)の従来見通しを据え置いている。

出所:MINKABU PRESS

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